
ブログを始めるとき、多くの人は「お金を稼ぎたい」と思うかもしれません。
でも、必ずしもブログが収益を目的とする必要はありません。
好きなことを自由に書く「稼がないブログ」は、とても気楽に始められます。
アフィリエイトを気にしたり、SEO(検索されやすくする工夫)を考えたりする必要がなく、思ったことをそのまま書けるからです。
例えば、日々の出来事や自分の思ったことを書くことで、自分の気持ちを整理できたり、楽しい気持ちになったりします。
制限がないので、好きなテーマを深く掘り下げて、自分だけのブログを作ることができることから自由で気ままなブログを作ることができるのです。
目次
収益を目的としないブログの魅力
シニアがブログを始める理由にはいくつかあります。
1,シニアにとってブログに向き合う時間が多くあるので、日常生活や他の仕事とのバランスを取りながら発信できます。
2,自分が本当に伝えたいこと、感じたこと、体験したことを自由に表現することができます。
3,定期的にブログを更新することで、文章能力や自己表現のスキルが向上します。
4,趣味や興味を共通する人と繋がることができ、それによって新たな交友関係が生まれる楽しさがあります。
5,収益を目的としないため、SEOや収益化に関するプレッシャーから解放され、創造的でオリジナルな内容を楽しむことができます。
6,記事が読まれる喜びとともに、Googleアドセンスと契約出来れば趣味の活動が少しの小遣い稼ぎになります。
このように、収益のためのブログと違って、収益を目標にしないブログは、高齢者にとって大きな魅力を与えることができるのです。
シニアがブログを始めるメリット
今日の出来事を通して嫌なこと面白いことなど誰かに話を聞いてくれる人がいない場合、自分の思いをブログに書くことで発散することができます。
ブログを書くことは、心の中に貯めておいたモヤモヤを吐き出すというストレス解消になるのです。
老後の茶飲み話がそれなりに効果があるのは、誰かに聞いてもらうことで、相手から答えを得ようとするのではなく、話すことで自分自身が納得するからです。
人は誰かと話をすることで気持ちを整理し、自己反省を促すことができます。
しかし、話し相手がいない場合、ブログがその役割を果たしてくれます。
ブログを書く過程で、自分の考えを整理し文章にすることで思考が明確になるからです。
特に孤独を感じやすい高齢者にとって、ブログを通じて誰かと思いを共有することはストレス解消に非常に有効です。
さらに、ブログを書く行為や出来事を振り返ることは、認知機能の維持にも役立つとされており、ブログを書くことは高齢者の健康維持に有効なことなのです。
稼がないブログの自由度
稼ぐブログは、収益を生み出すことを目的として運営されることから、SEO対策やアフィリエイト広告など、特定の商品に基づいた記事を計画し作成します。
このことは、読者にとって価値あるコンテンツを提供しながら、同時にブログからの収益を最大化することを目指しています。
したがって、記事を書くことにおける自由度は、収益ブログは限定されてしまいますが、稼がないブログは自由度が高く、さまざまなテーマで個人の趣味や関心事を深掘りすることができます。
この自由なテーマ選びと表現の自由は、ブロガーにとって創造的な喜びをもたらし、読者に生の意見や考えを伝えることができるのです。
たとえば、個人が日々の生活で感じた小さな発見や、ふと思ったことなど書くことで読者に共感を呼ぶことができます。
稼がないブログの始め方
ブログを始める際、無料ブログと有料ブログ(WordPressなど) のどちらを選ぶかは自由です。
収益を目的としないなら、無料ブログで十分ではと思うかもしれません。
確かに、無料ブログは手軽に始められますが、私は以前、無料ブログを書いていた際に、運営会社の都合でサービスが廃止されてしまった経験があります。
5年間書いていた記事が、そこですべて途絶えてしまったのです。
このようなリスクを考えると、最初からWordPressなどの有料ブログを選ぶことをおすすめします。
また、無料ブログは検索エンジンの評価が低く、Googleの検索結果に表示されにくいというデメリットがあります。
稼がないブログであっても、せっかく書くなら多くの人に読んでもらいたいことから、検索エンジンに記載されたいものです。
そのため、ブログを長く続け、多くの読者に読んでもらうためにも、最初からWordPressでの運営をおすすめします。
稼がないブログを書く満足感

稼がないブログを始めることで得られる個人的な満足感は、同じ興味や価値観を共有する読者との繋がりを築く場となります。
読者との交流を通じて、自分の存在価値が他人に影響を与え、読者とのつながりは充実感をもたらします。
ブログは自己表現の場であり、人と人とのつながりを与えてくれる所だからです。
稼がないブログを始めることは、創作活動そのものが楽しく、個人的な表現の場としてのブログが自由で満ち溢れたものになり、深く個人的な満足感をもたらすものとなるのです。
このように考えると、稼がないブログは自由で自分の個性を発揮することができます。
しかし、いくら収益を目的としないブログでも多くの人に読んでもらいたいという気持ちはあるのではないでしょうか。
稼がないブログでも多くの人に読んでもらいたい
収益を目的としないブログだからこそ、自由に書ける楽しさはあります。
これは稼がないブログの魅力のひとつですが、それでもせっかく書いた記事が誰にも読まれないのは寂しい ものです。
多くの人に読んでもらうためには、検索エンジンから見つけてもらう工夫が必要 です。
いくら良い記事を書いても、Googleの検索結果に表示されなければ誰の目にも触れません。
SEO対策やキーワード選定を意識することで、検索エンジンに表示されやすくなり、より多くの人に読んでもらうチャンスが広がります。
個人的な備忘録として書くのであれば、読者を意識しなくても問題ありませんが、ブログという形で情報を発信する以上、読者の関心を引き、何かしらの影響を与える内容にすることが大切 です。
読者が求めている情報を分かりやすく伝え、共感や感動を生む記事を書くことで、自然と人が集まりあなたのブログの魅力が広がっていきます。
稼がないブログであっても、多くの人に読んでもらう工夫と同時に、読者に感動と喜びを持ってもらうように心がけましょう。
そのようなブログを書くことで、多くの読者を集めることになるのです。
稼がないブログであってもブログを発信するということは
ブログは稼がないブログであっても、収益を目的とするブログであっても読者のことを考えて書くということが大事です。
個人の日記にしても、自分だけのものでなく誰かに読んでもらうことを意識して記事を書くことが大事です。
5W1H
5W1H とは、物事を明確に伝えるために使われるフレームワークで、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」 という6つの要素で構成されます。
ブログ記事やレポートを書く際、情報を整理し、分かりやすく伝えるために活用されます。
「今日はカフェに行きました。コーヒーが美味しかったです。また行きたいです」というような個人的な感想では、個人的な日記ブログではいいのかもしれないのですが、第三者の読者に読んでもらうには問題があります。
誰かに読んでもらうためには、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」といったことを書くことで、相手に伝わりやすくなり読者は記事に興味を持つことになります。
5W1Hを意識した良い例として、
このように、5W1Hを意識すると、ただの自分の行動を書いただけの日記ではなく、読者に役立つ情報としての価値ある記事 になります。
- 「今日は〇〇しました。」だけではなく、「なぜ」「どうして」を掘り下げることで記事が生きてくる。
- 個人的な感想の記事であっても読者のための情報として役立つ体験談や比較記事などにする。
- 記事は読者を意識して書くことで、記事に対して興味を示してくれて、その記事に対して行動を起こしてくれる。
- 自分のことを書くにしても、読者に何らかのことを伝えたり役に立つものでなければブログとして成立しない。
個人的な日記ブログであっても、誰かに読んでもらうブログであるためには、これらのことを忘れてはならないということになります。
稼がないブログであっても多くの人に読まれ、少額でも収入を得ることが可能になるためには、読者のことを考えて、自分が書いたブログ記事が読者にどのように影響を与えることができたかを考えることが大事なことです。
多くの人に見てもらったり読んでもったりするブログを、あなたも始めてみませんか。