絵本『モフ子と森の仲間たち』
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「モフ子の秘密」
ある朝、モフ子は両手にはたくさんの木の実を抱えて、森の奥に向かって歩いていきます。 そのモフ子の様子を、もの陰から不思議そうに見ているタヌキとリスがいました。 「あんなにたくさんの木の実を持って、モフ子はどこへ行くんだろう」 リスは首をかしげて、タヌキに聞きました。 「もしかして、木の実をどこかに隠 ...
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「ヤマアラシのおじいさんと森の動物たち」
森の中で、ヤマアラシのおじいさんは、寂しく一人で暮らしていました。 全身トゲだらけのおじいさんには、近づく動物はいません。 若い動物たちが川で遊んでいて、持ってきたごみを川に捨てるのを見ると、ヤマアラシのおじいさんは大きな声で叱ります。 若い動物たちは顔を見合わせると、「また始まった」 「あのおじい ...
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「しょうがないしょうがない」
森の運動会の日がやってきました。 モフ子のチームは、リレーで優勝することを夢見て、毎日練習を重ねてきました。 第一走者はキツネくん、第二走者はクマさん、第三走者はモフ子、そしてアンカーはリス君です。 キツネくんは、転ばないように、クマさんは少しでも速く走れるように、毎日のように森の中で練習していまし ...
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「見えないところの働き者」
ある日モフ子は、森の中でしょんぼりしているモグラを見つけました。 「どうしたの?」 「僕はいつも土の中にいるから、誰にも見えないし、僕の存在なんて誰も気が付いていないんだ」 モフ子は首を振りました。 「そんなことないよ」 「それに僕は、森ではなんの役に立っていないんだ」 モグラは、目に涙をためて言い ...
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「あなたは立派な歌手よ」
森の朝は、小鳥の歌声で始まります。 木の枝の上で、小鳥はいつも夜明けと共に歌い始めます。 モフ子は、この小鳥の声で目を覚まします。 「おはよう。小鳥さん」 「モフ子。私の悩みを聞いてくれる?」 小鳥は言いました。 「私、歌手になりたいの。歌手になれると思う?」 小鳥の言葉に、モフ子は首を傾げました。 ...
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「自分の正直な心の声を聞く」
森の奥の日当たりがいいところで、ヤギのお爺さんが、ブルーベリーの木を大事そうに育てていました。 木の周りの草を抜き、水をやり肥料もあげて、一生懸命に大事に育てていたのです。 ある日、森の仲間たちがモフ子をこっそり呼びました。 「ねえモフ子、一緒においでよ」 「やぎのお爺さんが大切に育てている木の実を ...
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「モフ子と夢の世界」
ある夜、モフ子が目を覚ますと、足元には見たこともない毛糸の世界が広がっていました。 どこまでも続く毛糸の海は、すべてがふかふかのピンク色の毛糸でできています。 モフ子がベッドから降りると、足元がゆっくりと沈んでいきます。 「わぁ、床が沈んでいってしまう」 「誰か、助けて!」 モフ子は、一生懸命、溺れ …
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「いつもここにいるよ」
モフ子のお母さんはいつも忙しそうでした。 朝から晩まで、お料理をして、お掃除をして、洗濯をしてと動き回っています。 「お母さん、今日ね。学校で先生がモフ子の絵を褒めてくれたの」 モフ子が話しかけると、お母さんは必ず手を止めると、モフ子を見て話を聞いてくれます。 「それはすごいわね。お母さんにもその絵 ...
シニアの絵本作り
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絵本作りで一番大切にしている「テーマ」の話
「いざ絵本を作ろう!」と思い立ったとき、立派なメッセージやテーマを最初から用意しなければならないかというと、実は決してそんなことはありません。 世の中には、教訓のような深いテーマがなくても読者を夢中にさせる素晴らしい絵本がたくさん存在します。 「不思議な世界を描きたい」「かわいいキャラクターを動かし ...