※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

街歩きがもたらす高齢者にとっての健康効果

高齢者にとって散歩は心身ともにリフレッシュ出来て、健康に良い運動です。

テレビでも古くは地井武男の「ちい散歩」や、今では高田純次の「じゅん散歩」と続いて、おじさんが散歩と称して街歩きを楽しんでいます。

私も街歩きが趣味で、渋谷などで待ち合わせをしていると、その待ち合わせ時間より前に着いて、渋谷をぶらっと街歩きをするのが好きです。

今、東京の渋谷の街は大きく変わろうとしていて、歩いていても全く分からないというように変貌を遂げています。

私は、大きな道路の一本入ったような裏路地を歩くのが好きなのですが、その裏路地も再開発で無くなろうとしていてとても残念です。

古いごちゃごちゃしていた飲み屋街や古いアパートやビルが壊され、そのあたり一帯が大きな高層ビルに建て替えられていて、昔懐かしい繁華街の路地裏というものが消えつつあります。

これも時の流れなのですが、私にとって路地裏は哀愁が詰まったところなのです。

高齢になったら、自分が好きなことをするということが退屈凌ぎになって、老後を楽しく生きることになるのです。

家の中に閉じこもっていても、いっそテレビを見ているだけなら、外に出て歩くことは健康に良い運動になります。

今回は、高齢者が定期的に散歩や街歩きなどで外出することで得られる健康効果について考えてみることにしました。

老後は、忙しい日常から解放され、ゆっくりとした時間を持つことができます。

しかし、この自由な時間が、時に孤独感や無気力をもたらすこともあります。

自由は、自分でやることを見つけなければならないからです。

老後になったら、生きがいや趣味を持とうというのは、自由すぎるとかえってやることがなく退屈してしまうからです。

高齢者にとって目的がなく生きるということは老化を早めることになります。

とにかく、やることがない高齢者においては、老後を楽しく健康で長生きするために外に出て歩くことです。

この外に出て街を歩くというシンプルな活動が、高齢者の心と体に数多くの恩恵をもたらすことが分かってきました。

新しい景色や異なる人々との出会い、そして日常に起こるちょっとした発見は、心の健康や新しい発見、そして社会との繋がりといった刺激を与えます。

家にいて何もしないでいれば楽かもしれないのですが、足腰は衰え刺激がないことから脳にとって良い結果は生まれません。

そして、街歩きが良いところは、歩くことで心身が鍛えられることと、何よりもあまりお金を使わないということです。

あなたも毎日を退屈しているのなら、老後を楽しむ趣味として街歩きをしてみてはいかがですか。

次に、街歩きの効果について5つにまとめてみました。

高齢者にとって、家の中に引きこもっていることに比べると、少し外に出るだけで多くの刺激と変化がもたらされます。

歩くことは筋肉を動かし関節を柔軟にすることで、体の健康を維持し老化を遅らせる効果があります。

心臓や循環器系にも良い影響を与え、疾患のリスクを低減させることが示されています。

さらに、外の新鮮な空気や自然の光は、心をリフレッシュさせ、気分を上げる効果があります。

また、街中を歩くことで、新しい発見や異なる環境に触れることは、脳の活性化にも繋がります。

未知のものや新しい情報に触れることは、思考の柔軟性を保ち、認知機能の低下を防ぐ助けとなるのです。

外出することで心と体が活性化され、日常の中で簡単に取り入れられる外出の効果は、高齢者の健康的な生活に恩恵を与えるのです。

街歩きの魅力は、景色や体の活動だけに留まりません。

人々との出会いや新しい関係の形成という、社交の側面も非常に大きな効果として考えられます。

特に高齢者にとって、日常の生活の中で新しい人との出会いは、生活の質を高める要素として非常に価値があります。

街を歩く中で、近所のお店の店員さんや公園で散歩している人、街のイベントや集まりに参加することで、様々な背景を持つ人々との自然なコミュニケーションが生まれます。

これは、孤独感を軽減し、自分の存在を社会の中で感じることができる大きな要因となります。

さらに、定期的に外出を続けることで、顔見知りが増えるだけでなく、友達として関係を築く機会も増えることでしょう。

友人や知人との関係は、心の安定や生活の充実感をもたらす重要な要素です。

街歩きを通じて、新しい人々との繋がりを深め、社交の場を増やすことは、老後の生活のアクセントに大いになります。

街の歴史や文化を感じる場所など、これまで気づかなかったものや、移り変わる街の風景に目を止めることがあります。

季節の変わり目や特定のイベント時には、その地域ならではの風物詩や伝統に出会うこともあります。

人生の中で、経験は私たちを成長させ、新しい視点をもたらします。

高齢者にとって、新しい経験は日常の刺激となり、生活の質を向上させる要素の一つです。

そして、街歩きはその経験の宝庫となるのです。

街を歩きながら、新しいお店や、ふと立ち寄った美術館でのアート作品に出会った時、心が奪われることがあります。

街角での偶然の出会いや、突如目の前に広がる美しい景色、予期せぬお祭りやイベントに参加することで、日常とは異なるワクワクする経験を得ることができます。

それは、新しい興味や趣味を見つける契機ともなるからです。

街歩きは、老後に新しい経験と豊かな出会いを気づかせてくれる大切な要素なのです。

私たちの日常生活は、しっかりとした習慣を持つことで、心の安定や生活のリズムを保つことができます。

特に高齢者にとって、生活の習慣化は健康の維持や生活意欲の向上にもつながります。

毎朝、特定の公園を散歩することで、起床時間を定めるきっかけとなったり、週に何度か訪れるお気に入りのカフェでのひと時が、日々の小さな楽しみとなります。

また、定期的に地元の市場や商店街を訪れることは、生鮮食品の購入や地域とのコミュニケーションを促進します。

街歩きを習慣化することで、外出の目的や時間帯を決めることが、日常生活の中での一定のリズムやパターンを作り出します。

それは、生活全体の質を向上させるだけでなく、健康や心の平穏にもつながるのです。

近くの商店街を歩くのもよし、遠く離れた知らない場所の街歩きを楽しむのもよし、家にいるだけでは味わえない楽しみが街歩きにはあるのです。

街歩きが、自立と自己肯定感の向上にどのように役立つかというと、外に出ることで新しい場所や人々との出会いは、高齢者にとって新しい経験として刺激が与えられます。

それが、日常の小さな課題や問題解決の機会となり、それを乗り越える経験は自己肯定感を高める要因となります。

また、自分の足で目的地まで歩くことは、自立した生活の実感を与えてくれるのです。

高齢になっても、私たちの日常には多くの可能性が広がっています。

街歩きを通じて、心身の活性化、社交の場の増加、新しい経験との出会い、日常の習慣化の作成、そして自立と自己肯定感の向上という5つの効果を実感することができます。

定期的な街歩きは、高齢者が社会と繋がり続け、自分の人生をより豊かにし、そして積極的に生きる手助けをしてくれます。

どんなに小さな一歩でも、新しい世界への入り口となるために、踏み出してみることが大事なことで、そこに新しい発見や出会いが待っているのです。

老後の新しい風景を探し求めて、街歩きという趣味を始めてみませんか。