人生の老年期に差し掛かり、サラリーマン時代や子育てが一段落した時、多くの人が「これから何をすれば良いのか」と自問自答します。
かつては仕事や家族に夢中で、それが自分の生活の中心でした。
しかし、それらの役割が終わると、急に時間ができ、目的を見失いがちになります。
このような状況は、残念ながら一部の人において老人鬱という病気になることがあります。
しかし、ここにも希望があって、それは、新しい情熱、新しい「熱中すること」を見つけることにより老後を楽しく生きることができるのです。
目次
熱中できるもの
熱中できるものは人それぞれで、これをやれば良いというものはありません。
世の中には、野球やサッカーに夢中になっている人がいます。
自分がスポーツができない人は、応援することで喜びを感じる人もいます。
さらに、推し活といって、自分の好きな歌手に夢中になって追いかけるおばさま方も多くいます。
いわゆる自分が熱中するものは、千差万別なのです。
私はもともと映画が好きで、それも映画館に行って大きなスクリーンで見るということがワクワクするので、今でも月に一度は観るのですが、特に、ミニシアターなどの映画を探すのが好きです。
このように、ワクワクしたりすることは人それぞれなので、老後を楽しく生きるためには何がそうであるかを見つけるようにしましょう。
自分のワクワク感の見つけ方
自分のワクワク感は何度も言うように、これをすれば良いという決まった答えがないことから、自分の熱中するものを見つける方法をいくつか考えてみます。
1. 自分自身を探る
まず、自分自身の過去を振り返ってみましょう。あなたが以前に情熱を感じたことは何でしたか。それは仕事のプロジェクトでしたか、あるいは趣味やスポーツでしょうか。それらの経験から、あなたが何に興味を持っていたかといった手がかりを見つけることで、ワクワクを見つけることができます。
2. いろいろなことをやってみる
新しいことを試してみることが重要です。地元のコミュニティで提供されているクラスに参加したり、オンラインで新しいスキルを学んだりしてみましょう。料理、写真、ダンス、言語学習など、さまざまな活動に手を出してみることで、意外な発見があるかもしれません。いろいろな体験したことで、これだと思うものがあれば、それが自分にとって熱中する者です。
3.急がない
新しいことに挑戦する際は、すぐに結果が出ないかもしれません。しかし、継続することが重要です。熱中できるものを見つけるためには、時には忍耐も必要です。興味を持ち続けることで、徐々に情熱が高まってくることもあります。
ただ、無理にこれをしようと思わないことです。
あせって何かを見つけようとしないで、自分が熱中することを見つけるということも老後の期間に熱中することかもしれません。
老後に熱中することを見つけることが、自分自身の新たな面を発見し、人生に新しい意味をもたらすものであり、このプロセスを通じて、老後も充実した日々を送ることができることになるので、このプロセスを楽しむことです。
老後は折りたたみ自転車で街に出よう(私のシニアの趣味を見つける)
老後の生活において、何よりも健康が最優先だと考え、運動ができて楽しみながら刺激も感じられる活動は何かと模索していました。
そんな中、自分が何を本当にやりたいか深く考えた結果、折り畳み自転車で旅に出ることを思いついたのです。
知らない町に行って、その土地の生活を感じるために自転車で走り回る。
行く前には、グーグルマップを使ってくまなく調べ上げる。
グーグルマップで下調べをしていると、初めての土地なのに初めての記がしないのが不思議です。
スマホ片手に動画を取りながらユーチューブにあげようかとも考えています。
私がやりたいことは、旅行に行った当日だけでなく、下調べや動画編集などをやればかなりの労力と時間が必要になります。
老後はやることがたくさんあるということが楽しいことなので、私が今やりたいことは、知らない地方都市に行って街歩きならぬ街走りでユーチューブに動画をアップすることなのです。
このことは、運動と楽しいことと勉強になることが詰め込まれていることで、脳の活性化ややることが多くあるということは生きがいにもつながります。
趣味や興味は人それぞれ異なりますが、私にとっては、このやりたいと思うことが私の老後の生活に活力をもたらすものになると思いついたのです。
折り畳み自転車を探す
バスや電車に自転車を乗せて運ぶには輪行袋に入れなければなりません。
バスや電車に折り畳み自転車を乗せてどこかにいくということが、移動手段ということでは遠くに行くことができます。
昔は手荷物ということで自転車を電車に乗せるには許可がいったのですが、今では輪行袋に入れれば携帯できるということです。
ロードバイクも分解して電車に輪行する人がいますが、ロードバイクの場合は駅前でタイヤなどを分解して袋に入れなければなりません。
その点、折りたたみ自転車ならネジを緩めて、フレームを折り曲げれば輪行袋に入るぐらい折りたたむことができます。
折り畳み自転車といえば自家用車のトランクに積んで運ぶということ想定しているみたいで、ほとんどが約12キロぐらいはあることから、それほど重量があるというわけではないのですが、それを持って移動するとなると持続するためには12キロは重いと感じま
そこで色々と調べた結果、パナソニックのトレンクルという自転車があることを見つけます。
重量はわずか7キロです。
7キロというと2リットルのペットボトルの4本分にも満たない重さです。
フレームがチタン製で、チタニュームは軽いのに強度があるという金属です。
これなら、年寄りの私でも持ち運びに付従しないと思い、この自転車を買うことに決めました。
パナソニックトレンクル7500
パナソニックのトレンクルは、パナソニックとJR東日本の共同開発で、電車で輪行することを想定して考え出されたもので、折り畳むと駅の中型のコインロッカーに入れられるというコンパクトサイズの設計です。
トレンクルと名前がつけられたのもトレインとバイスクルの造語ということです。
これしかないと購入を考えて、アマゾンなどで調べたところ、この自転車はすでに生産終了されていて、1998年売り出され2020年には販売も終了しているということです。
値段も当時で27万5千円していました。
こうなると、是非ともなんとか手に入れたいと思うのが人情ですが、ネットで調べても販売しているところがないのです。
しかし、調べていくうちにメルカリで中古ですが売り出されているのを見つけました。
値段は134,000円で輪行バックも付属しているということです。
しかし、これだと思ったものの、老後の年金生活で趣味にこの金額はすぐに払うことはできません。
どうするか今でも思案中です。
趣味はあわてないこと
熱中してワクワクするからといってすぐに飛びつくことは禁物です。
やってみて、飽きることもあるからです。
時間をかけて、じっくり考えてから始めることも必要です。