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退屈だった老後に、ブログが与えてくれた考える時間

72歳になってWordPressに出会い、本格的にブログを始めたのは 73 歳の時からでした。

最初のきっかけは、年金だけでは少し不安だから、何か収入につながればという気持ちでした。

少しでも自由に使えるお金があれば美味しいものを食べたり、ちょっとした旅行に出かけることも出来たりするかもしれない。

そんな小さな希望から、私は収益ブログを書くということを始めたのです。

ブログを始めてみて分かったこと

ところが、ブログを続けていくうちに、ブログはいつしか収益以上のものを私に与えてくれるようになりました。

何を書こうかと考える時間、読者の役に立つにはどうすればいいかと向き合う時間など、それはただ退屈な毎日に考えるという新しい刺激と、やるべきことがあるという生きがいをもたらしてくれたのです。

そして他に気づいたことは、ブログは、自分のためだけに書くものではなく、誰かの役に立ちたいという思いが原動力になるということにです。

読者の悩みに寄り添い、知りたいことに答える事がブログを書くうえで変わらない大切なことであって、ブログを通して人とのつながりを実感することは喜びに通じることだと充実感を持つようになったのです。

今回は、そんな私自身の体験を通して、ブログを書くことで得た生きがいと充実、そして読者とつながる喜びについて、素直な気持ちで綴ってみることにします。

退屈だった老後に、ブログが灯してくれたもの

定年を迎えてからというもの、私の毎日は特にこれといった予定もなく、朝起きてテレビをつけ、気がつけばそのまま一日が終わっていると言ったような毎日々が続いていました。

自由な時間はたくさんあるはずなのに、何もする事がなく、心のどこかでこのままの人生ではつまらないと感じていたのです。

そんなときに出会ったのがブログで、収益が得られるかもしれないという期待でした。

このことについては、このブログのプロフィールに書かれています。


正直、最初は年金の足しのになればいいという気持ちが大きかったのですが、ブログを始めてみると、すぐにお金になるようなものではないという現実にも直面します。

さらに、今日、何を書こうという悩む日々です。

「読者にどんなことが役に立つだろう」「自分が経験してきたことで、面白くためになることはあるだろうか」

こういったことを頭の中で言葉として探す時間が生まれたことで、毎日が充実感を味わう事ができたのです。

暇つぶしの老後の人生が、ブログで誰かの役に立つという、いつの間にか私にとって、毎日を前向きに過ごす事ができる小さな目標になっていました。

読者の存在を意識したとき、ブログの意味が変わった

ブログを始めたばかりのころは、自分のことだけを見て書いていたように思います。

どんなふうに収益につながるのか、どんなキーワードを入れれば検索に引っかかるのか、そんなことばかりを考えて、ブログを書くというより、SEO対策やキーワード選定などに一生懸命でした。

そのようにしなければ、収益には結びつかないからです。

今でもその基本は忘れにようにしているのですが、この基本を遂行するばかりに、文章が無機質な面白い文章ではなくなってきたのです。

ある日ふと、こう思った事があります。

このブログを読んで誰が喜ぶのだろうかという事です。

つまり、読者のために情報として書いてあるブログは、どれも同じようなことが書かれているからです。

自分としての味のあるブログではないと感じることで、ブログに対する向き合い方が変わってきました。

「もしかしたら、これを読んでいるのは、自分と同じように年金生活で不安を感じている人かもしれない」「あるいは、退職後にやりがいを見つけようとしている人かもしれない」

そのような人に向けて、老後の生活のノウハウを教えたところで、そのようなことは分かっている事から、そのようなことではないと気がついたのです。

そう考えるようになってから、私は自然と読む人の顔を思い浮かべるようになりました。

「この言葉で、励まされる人がいるかもしれない」

「この体験談が、誰かの生きるヒントになるかもしれない」

「ひとりで悩んでいる人が、自分だけじゃないと思えるかもしれない」

そんなふうに考えるようになってから、私にとってブログは、ただ書くものから、何かを伝える手段へと変わっていきました。

そして今では、自分のブログが誰かの役に立てるかもしれないと思いながら、等身大の自分を発信することに意味を感じるようになったのです。

SEOの呪縛を超えて、伝えることの本当の意味に気づいた

ブログで収益を目指す以上、SEO対策は避けて通れないテーマです。

キーワードを選び、見出しをつけ、構成を整え、検索に引っかかるように工夫します。

この努力は、確かに読者に見つけてもらうためには必要なものです。

しかし、いつの間にか私は、SEOのために書くことが目的になってしまっていたことに気づきました。

毎回キーワードを意識しすぎて、文章がどこかよそよそしくなっていたのです。

書いている本人ですら、書きながら疲れてしまうような感覚がありました。

「そもそも私は、何のためにブログを書いているんだろう」

SEOはあくまで、読者に届けるための手段であって、目的ではありません。

大事なのは、検索で来てくれた読者が「読んでよかった」「元気が出た」と思える内容であることが大事です。

それでないと読者も書き手も面白くないからとあきらめてしまうからです。

それからは、キーワードを使いながらも、それに縛られすぎないように心がけるようにしました。

「これは本当に伝えたいことか」「この言葉は読者にとってわかりやすいか」と、問いながら書くようになったことで、少しずつですが、ブログに自分らしさが戻ってきたように感じます。

私のブログが読者の心に灯りをともせるように

ブログを始めたとき、私は収益を目的としていました。

少しでも生活にゆとりを持ちたかったからです。

けれど、書き続ける中で私は気づいたことは、ブログは、ただお金のためだけに続けられるものではないということでした。

何を書こうかと考える時間、読者のことを思い浮かべる時間、自分が経験したことや悩み苦しんだことが読者の有益な情報になるだろうかと考えること、この考える時間が、私の生きがいに変わっていったのです。

ブログはどうすれば読者の役に立つ事ができるか、誰かの心に届く文章を書くことができるかといつたことを大切にしながら、ブログを書くようになりました。

読者に喜んでもらえる記事を書こうとする気持ちが、結果として収益にもつながっていく、それが、今の私のブログに対する正直な感想です。

SEOの知識や技術も必要で大事です。

でも一番大切なことは、この言葉が、誰かの心を明るく灯す力になるかもしれないと考えて書くことです。

私のブログが、ほんの少しでも誰かを明るく元気にすることができるように、そんな願いを込めてブログを書いていきたいと心に刻んで、今日も読者のためにパソコンに向かっています。

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