-
-
75歳の今だから描ける絵本の物語
75歳という年齢を迎え、ふとした瞬間に「あぁ、歳をとったな」と実感する場面が増えてきました。 若い頃なら駆け上がっていた階段でふうふうと息をついたり、ふと鏡に映る自分の顔のシワの多さに苦笑いしたり。 面白いもので、つい昨日の出来事はすぐに忘れてしまうのに、何十年も前の記憶はまるで昨日のことのようにハ ...
-
-
絵本を書くことにおけるAIとの心地よい付き合い方
「AIには興味があるけれど、なんだか難しそうで手が出ない」 同世代の方と話ししていると、そんな声をよく聞きます。 数年前にChatGPTが登場し、日本でも大きなニュースになりました。 「膨大なデータを持つAIと会話ができる」と聞いて、私も最初から強い興味を持ち、ごく自然に使い始めました。 実際に触れ ...
-
-
映画監督の視点で気づいた「自分だけの絵本」の作り方
AIを活用して絵本を作り始めたばかりの頃、私の心の中にふと、ある疑問が湧き上がってきました。 「文章を考え、イラストを描いてくれるのがAIだとしたら、私は一体何をしているのだろうか」 「出来上がった絵本は果たして、本当の意味で『自分の作品』と呼んでいいのだろうか」 AIに手伝ってもらうことで、自分が ...
-
-
「ヤマアラシのおじいさんと森の動物たち」
森の中で、ヤマアラシのおじいさんは、寂しく一人で暮らしていました。 全身トゲだらけのおじいさんには、近づく動物はいません。 若い動物たちが川で遊んでいて、持ってきたごみを川に捨てるのを見ると、ヤマアラシのおじいさんは大きな声で叱ります。 若い動物たちは顔を見合わせると、「また始まった」 「あのおじい ...
-
-
75歳の絵本作家として夢見た日
幼い頃の私は、頭の中が常に空想でいっぱいな少年でした。 映画や漫画を観ては勝手にその続きを想像し、「いつか自分も映画監督になって物語を作りたい」と目を輝かせていたのです。 夢を追いかけてシナリオや写真の学校へ通いましたが、卒業を迎えた頃の映画業界は深刻な不況の真っ只中でした。 未経験の若者が飛び込め ...
-
-
75歳の私が思う、絵本を書くときのAIとの正しい向き合い方
最近、インターネットを眺めていると、こんなうたい文句をよく目にすることがあります。 「AIを使えば、誰でも簡単に絵本が作れる」 「絵本を自動生成して、副収入を稼ごう」 たしかに、AIを単なる「作業を自動化する便利な道具」として割り切ってしまえば、その言葉通りなのかもしれません。 しかし、私はこうした ...