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老後の学び、社会人入学制度

人生に目的を見つけるために、老後の第二の人生として、大学に行って専門分野を学び直すという方法があります。

自由な時間を得たことによる生きがい探しとして、大学で学ぶことを考えたのです。

大学によっては社会人入試制度というものがあって、一般入試に比べると特別枠として社会人や高齢者の入学を認めてもらえる制度です。

しかし、その特別枠で入学したとしても、授業が始まれば一般入試で入学してきた学生と一緒に授業を受けなければならないのです。

老後の第二の人生で学ぶ人にとっては、孫のような学生と一緒に机を並べたり、1年生と2年生の時は、一般教養科目で体育などの授業を若い人と一緒にしなければなりません。

体育や英語などは必修科目であるために、大変でも授業には出席しなければならないのですが、授業においては太極拳など高齢者でもできるような必修科目もあるので、それを選ぶことであまり体力を使わなくても単位が取れることもできます。

大学の授業は1時限の講義時間が90分で、4年制の大学では124単位の履修をしなければなりません。

3年に進学すると専門課程の授業があるので、これを4年間を通して授業を組んでいくには、早いうちに単位を取らなければ卒業することはできないのです。

若い時に大学を卒業したという人には、一般教養の授業は免除されて3年生から編入ということができます。

年老いてから大学で学ぶということは若い時と違って、自分に興味のあるものが勉強できるので、学ぶことの面白さや、知らないことを知るということの楽しさが、大学に入って良かったと思うはずです。

大学に入学するということは学費などや、毎日のように授業を受けなければならないことから、聴講生制度というものがあって、自分の好きな科目を選んで授業に参加することを認めている大学があります。

この制度を利用することで、学位を目指さずに学問や専門知識を学ぶことが可能です。

各大学によって異なる規定がありますが、通常、学部や大学院の授業の中から選ぶことができます。

ただし、実験や実習など特定の授業は除外されることがあります。

あくまでも、講義として受けるような授業が主で、聴講を希望する場合は、事前に大学の定める手続きを経て申し込む必要があります。

これには申込期間や必要書類、条件などが含まれます。

聴講生が受ける受講項目において、受講料が課せられ授業数や単位数に応じて変わります。

したがって、自分が知りたいと思う歴史や哲学、国文学などを聴講しながら学ぶことで、知識を広げていくという目的であります。

多くの大学では、聴講生の出席を証明する書類の発行や、図書館などの学内施設の利用を可能にしています。

聴講生制度は多くの人に学ぶ機会を広げ、新しい知識や技能を身に付けたいと考える人にとって、非常に有益な制度と言えるでしょう。

興味のある分野を深く探求したい場合、新たな知識を得たい場合に、この制度の利用を検討する価値は十分にあります。

通信大学で学ぶということは、大学に行きたくても働きながらではないと勉強できない人のために昔からあって、場所や時間に縛られず、自分のライフスタイルやキャリアに合わせて学位を取得できるのです。

日本には多くの通信大学があり、法学、経済学、文学、心理学など様々な専攻分野を提供しています。

通信大学の学習は主に自宅や職場など、好きな場所で行うことができます。

これは、特に多忙な社会人や家事に忙しい人にとって大きな利点で、教材としては、郵送されるテキストやオンライン動画講義、eラーニングシステムが利用され、学習内容の理解を深めやすい形で提供されています。

一部の授業では、実技や実習を伴うために対面でのスクーリング(集合授業)が必要となることもありますが、基本的には自分のペースで学習を進めることができます。

また、一定の単位を取得することで、通信大学からでも学士(学位)を得ることが可能です。

また、大学院もあって修士課程や博士課程も学位を取得することが可能です。

通常の4年間の学習が必要である中で、通信大学の学費は、全日制の大学に比べれば比較的安価なことが多く、経済的な負担が少ないのも魅力の一つです。

社会人がスキルアップやキャリアチェンジを目指して学ぶ場合には、通信大学が非常に有効な選択肢となります。

また、通信大学では、オンライン上でのフォーラムやスクーリングを通じて教員や他の学生との交流も行われます。

また、夏休みなどを利用して、年に何度かは学校に登校しなければならないことと、専門課程では指導教授の直接的な授業を受けなければなりません。

昔に比べると授業内容も、ビデオでの授業やオンラインを使って直接講義を聞くことができます。

ただし、通信大学で学ぶには自己管理能力と学習を継続する強い意志がなければ、途中でリタイヤしてしまうことにもなりかねません。

自分のペースでしっかりと学べる環境を提供してくれる一方で、自律的に学習計画を立て、実行する必要があります。

興味や目標に合わせて、適切な通信大学を選ぶことが重要なことで、自分に興味のあるものを勉強することを心がけることで、知ることの面白みが分かってきます。

私たちの人生において「学び」は、若い世代だけのものではありません。

特に老後の学びは、単に時間を過ごすためのものではなく、私たちの生きがいや日々の喜びに直結してきます。

分からないことが分かる喜びは、普段なにげなく通り過ぎて行った出来事に興味を抱かしてくれます。

若い頃には気付かなかった世界を知ることができ、例えば、芸術や歴史を学ぶことで、美術館での一枚の絵が持つ意味が格段に深まります。

また、学びは私たちの心を若々しく保ちます。

新しいことに挑戦することは、脳に良い刺激を与え、知的好奇心を満たしてくれます。

老後に学ぶことは、自分の世界を広げ、新たな関心を生み出すことにも繋がります。

老後の学びは、ただ知識を増やすだけではなく、それは新たな自分発見であり、人生に新たな興味を生み出すことになるのです。

未知なる挑戦と共に分からないものが分かるということは、新しい世界への扉を開くことになり、一気に視野が広がることになるのです。

定年後のシニアが大学で学びたいと思ったら、行きたい学部の入試案内を調べて、自分に合った方法で学べるかどうか調べて問い合わせてみることです。

どの大学も、社会人入学枠や通信教育制度を持っている大学は数多くあります。

自分が興味があって学びたいと思うものが、公開講座や聴講生制度で社会人でも学べる場を提供している大学を調べてみて、新たな発見に挑戦してみてください。