5月の大型連休はどこへ行っても混雑しており、一人でどこかに行こうとしても旅館などはすぐに満室になってしまいます。
また、この時期は旅館が値段を上げる稼ぎ時でもあります。
年金生活を送る高齢者にとって、大型連休にわざわざ出かける必要はなく、混雑を避けてオフシーズンにゆっくりする方が良いでしょう。
しかし、この快適な季節にはどうしてもどこかへ出かけたくなるのは自然なことです。
そこで、あまり混雑しない東京見物をすることにしました。東京に住んでいる私ですが、73年生きてきても、生まれ育った地域や有名な地区は知っていますが、東京の隠れた魅力な場所は行ったことがありません。
そこで、東京で歴史を感じる穴場スポットについて教えてほしいと思い、ChatGPTに尋ねてみました。
まだ行ったことのない東京探索
ガイドブックやネットなどで調べればいろいろな場所やコースが出てくるのだが、今回はChatGPTに最初から聞いてみた。
東京で古くからの歴史を感じる場所を教えてほしい
と、質問したところ、
谷根千(谷中・根津・千駄木)
谷中銀座商店街で地元の食べ物を楽しんだ後、日暮里の布地市場を訪れてみてください。また、根津神社の美しい鳥居の階段や千駄木の文学者の記念館なども訪れるといいでしょう。
浅草
浅草寺や花やしき、そして隅田川沿いを散策するのが定番ですが、さらに地元の人しか知らないような小さな路地を歩いてみるのも面白いです。隅田川のほとりでリラックスする時間もおすすめ。
門前仲町
深川不動尊や富岡八幡宮を訪れ、周囲の古い町並みを散策します。また、江戸時代からの伝統を感じることができる深川江戸資料館も見逃せません。
小岩
江戸川区に位置するこのエリアは、古い商店街や江戸川の河川敷が魅力的です。地元の市場や小さな祭りがある時に訪れると、さらに地元の雰囲気を味わうことができます。
曳舟・向島
向島百花園や東京スカイツリーの近くを散策して、下町の自然と近代の融合を感じられるエリアです。古い家並みと新しいカフェが混在する地域を歩くのも楽しいでしょう。
と、いくつかの散策コースを提案してきたので、
この中から選ぶとすると門前仲町の深川近辺に決めます。
私としては深川という地名は知っていても、行ったことがなかったことから、深川近辺を歩いてみたいという気になったのである。
すると、以下のような深川近辺の観光スポットを教えてくれた。
深川散策コース
深川は、東京都の江東区に位置し、江戸時代からの歴史を持つ地域です。この地域は、東京の下町文化を色濃く残し、歴史的な寺院や商家、住宅が多く残ることで知られています。特に深川不動堂や富岡八幡宮などの歴史的な寺社が有名で、深川の文化や歴史を象徴しています。
深川の歴史的背景
- 江戸時代の発展: 江戸時代には、深川は物資の集散地として栄えました。特に木材や炭などの資源が豊富で、これらが江戸市内へと運ばれる基点となっていました。また、水運が発達しており、隅田川を利用した物流が盛んでした。
- 消防の町としての役割: 深川は江戸の消防組織「町火消」の拠点の一つであり、火災から町を守る重要な役割を果たしていました。そのため、勇敢で力強い「深川の男」としてのイメージが広まり、下町の象徴的な存在となりました。
主な観光スポット
- 深川不動堂: 江戸時代から続く寺院で、毎月28日の縁日は多くの参拝者で賑わいます。不動明王を本尊とし、厄除けや商売繁盛のご利益があるとされています。
- 富岡八幡宮: 日本最大級の八幡宮の一つで、毎年8月の富岡八幡宮例大祭(深川祭)は、豪華なみこしの渡御で有名です。この祭りは、東京の三大祭の一つに数えられ、地元だけでなく多くの観光客を引き寄せます。
- 江戸東京たてもの園: 明治、大正、昭和初期の建築物を移築保存している野外博物館で、当時の生活様式や建築技術を学ぶことができます。
- 清澄庭園:庭園内には池や築山、茶室があり、四季折々の花々が楽しめます。また、庭園からはスカイツリーの眺望も得られ、新旧の東京が同時に感じられる場所です。
深川の文化
- 深川めし: 深川は、かつて多くの漁師が暮らしていたことから、魚介類を豊富に使用した「深川めし」という郷土料理が有名です。これはアサリなどの貝類とご飯を一緒に炊き込んだもので、地元の味として親しまれています。
- 下町文化: 深川は東京の代表的な下町地域の一つであり、伝統と近代が混在する独特の雰囲気を持っています。こじんまりとした街並み、親しみやすい地元の人々との交流が、訪れる人々にとって魅力的な要素となっています。
清澄庭園がある清澄白川あたりは、大型のコーヒー店が立ち並び、おしゃれな街に変わりつつあると、テレビや雑誌でさかんに宣伝していることからここに決めたのである。
しかし、ここで大きな間違いがあることに気が付いた。
深川の散策の中で、江戸東京たてもの園という所を深川の観光スポットにあげているのだが、江戸東京たてもの園は、東京都小金井市にあることから深川からは遠く離れている。
そのことを指摘すると、
申し訳ありません、深川江戸資料館の間違いでした。
と、謝って来たのですが、ChatGPTは嘘をついたり情報が違っていたりするということはよく聞く。
情報の精度の問題からすると、まだまだ完全ではなく、サイトにもはChatGPT が間違いを犯す可能性がありますので、重要な情報を確認するようにしてくださいといった注意書きが添えられてあります。
アメリカの裁判記録の資料を事務官が調べてChatGPTに清書を頼んだところ、まったくの偽の裁判記録が追加されて書かれていたということが問題になったことがあります。
ChatGPTのどこまでを信じていいか、精度は上がっているとはいえ、間違った情報を信じてしまうととんでもないことになることから、重要な情報は確認するということが必要になってきます。
実際に行ってみることにする
AIと共存するということは、利用するべきところは利用して、賢く使うということですべてを一存するということはしないということかもしれない。
そこで、深川の街歩きのコースについては、他のネットなどで情報を知らべてみることにした。
今度の休みには、実際に深川散策コースを歩いてみることにしようと考えている。
ネットで調べると、この深川あたりには、東京都現代美術館、芭蕉記念館なども近くにあるということで実際に行ってみることにしました。
もし、その地域にレンタルサイクルがあれば、それを利用して街の隅々まで探索してみるのもディープな面白い方法だと考えています。
レンタサイクルを利用して都内を観光目的で走るというのも面白いということで、レンタサイクルを利用したサイクリングについて書いた記事があります。