収益化を目指すブログとして、日記ブログを考えています。
このような質問を受けることがあります。
しかし、日記ブログでは稼げないと言われて、ブログを始めようとしていた気持ちにブレーキがかかってしまった方もいるかもしれません。
たしかに、ただの個人的な記録では収益につなげるのは難しいのが現実です。
でも、それだけで日記は稼げないと決めつけてしまうのは、少しもったいない気がします。
なぜなら、ちょっとした工夫で、日記ブログも誰かに読まれるブログに変えることができるからです。
今回は、日常の出来事を綴るのが好きな初心者のシニア世代の方に向けて、「読まれる日記ブログ」に変えていくコツと、収益につなげるための考え方をお伝えします。
目次
なぜ日記ブログは稼ぎにくいのか

日記ブログとは、たとえば「今日はイタリアンレストランでランチをしました」「最近こんなことがありました」といった、自分の出来事や思ったことを記録するスタイルのブログです。
書いている本人にとっては大切な記録でも、読者にとってはそれが自分にどんな関係があるのか*という視点で見られてしまうため、興味を持たれにくいのです。
さらに、ブログで収益を得るためには、Googleなどの検索エンジンから訪問してもらうことが必要になります。
読者は困っていることを解決したいといったことや、何か知りたいことがあるなどと目的を持って検索してくることから、Googleも検索エンジンには載せるということはないのです。
つまり、「今日はこんな一日でした」といった個人的な日記では、検索に引っかからず、読まれる機会がほとんどないということになります。
このような理由から、日記ブログはどうしても収益化が難しいとされてしまうのです。
日記ブログで収益化したい3つのコツ
「日記ブログでは稼げない」と言われてしまう理由はわかっても、それでも、やっぱり日常のことを書きたいという方も多いはずです。
実は、ちょっとした工夫で日記が読まれる記事に変わることができます。
ここでは、そのために意識したい3つのポイントをご紹介します。
① テーマに一貫性を持たせる
毎日バラバラな内容を書くのではなく、「節約料理日記」や「健康のためのウォーキング記録」など、テーマをある程度しぼることが大切です。
読者は、このブログを読むと、節約の情報が得られると感じたときに、また訪れたくなるのです。
あなたの暮らしの中にある強みを見つけて、日記にその軸を添えてみることで、日常なことが書かれていてもテーマが統一されているのです。
ブログはテーマを統一させるという「雑記ブログでも収益化は可能!特化しなくても統一感を出すコツと書き方」という関連した記事がありますので、合わせて読んでください。
② 読者にとって役立つ情報を織り交ぜる
たとえば「今日はハイキングに行ってきました」だけで終わるのではなく、「その場所はシニアにも歩きやすかった」「トイレや休憩所が充実していた」など、読者の役に立つ情報を添えることで、行動日記でも内容がグッと価値あるものになります。
商品紹介なども、「私はこうやって使っています」という体験を添えると、自然なアフィリエイトにつながってきます。
③ 読みやすく・共感を得られる書き方にする
長い文章をダラダラと続けるのではなく、見出し、箇条書き、写真を使って読みやすく工夫をします。
さらに、読者が記事を読んで面白いと感じてくれたり、ためになったと共感されるような内容にはファンがつきやすくなります。
日記だからこそ、書き手の人柄や温かさが伝わる文章は大きな魅力になります。
このように、日常をただ記録するのではなく、誰かの役に立つ視点をほんの少し加えるだけで、日記ブログでも収益化の可能性は大きく広がっていきます。
収益を考えるなら無料ブログよりWordPress
「最初は無料ブログでいいかな…」そう思われる方も多いのではないでしょうか。
たしかに、アメブロやはてなブログなど、無料で始められるブログサービスは手軽で魅力的です。
ですが、本気で収益化を目指すなら、WordPressから始めることをおすすめします。
その理由は、大きく3つあります。
① 広告の自由度が圧倒的に高い
無料ブログでは、アフィリエイト広告やGoogleアドセンスの掲載に制限があることが多く、収益化には向いていません。
一方、WordPressは自分のブログなので、どんな広告を貼るかもすべて自由。
アフィリエイトやアドセンスの収益をしっかり伸ばしたい人には必須の環境です。
② 検索エンジンに強く、アクセスを集めやすい
WordPressは、SEO(検索エンジン対策)に有利といわれています。
自分で独自ドメインを取得することで、Googleにも「本気のブログ」として評価されやすくなるのです。無料ブログでは運営会社のドメインに依存するため、検索順位が上がりにくく、アクセスを集めづらい傾向があります。
③ 見た目や構成も自由にカスタマイズできる
WordPressはデザインの自由度が高く、見出しの装飾や目次の表示など、読みやすさや見栄えも自分らしく整えることができます。
読者が「このブログ、読みやすいな」「わかりやすいな」と感じてくれれば、滞在時間が延びて収益にもつながりやすくなるのです。
このように、WordPressは費用こそ少しかかりますが、その分だけ自分のブログとして育てていく価値があります。
日記ブログでも、テーマを工夫しながらWordPressで発信していけば、収益化の可能性は確実に広がっていくのです。
ブログを始めるなら国内シェアNo.1のエックスサーバー
日記ブログでも収益化の可能性が広がるコツ
趣味と日記を組み合わせることで収益ブログに発展します。
- 釣り好きのシニアが書く「釣果日記」とおすすめ釣り道具の紹介
- 家庭菜園の様子と、使っている道具のレビューを綴る日記
- 健康づくりのために始めたウォーキングの記録と、歩きやすい靴の紹介
これらはすべて、自分の体験をもとにした行動日記のような内容です。
それでいて、同じような趣味や悩みを持つ読者の「知りたい」「使ってみたい」に応える記事にもなっていることから、読者に寄り添った記事として役立つことができます。
日常の工夫や気づきを発信することでも収益ブログとして、読者のためになる情報を書くことができます。
それは、日記の中に、ちょっとした気づきや工夫を盛り込むだけでもブログの価値は高まります。
- 「100円ショップの便利グッズでこんなふうに工夫してみた」
- 「シニアでも使いやすかったスマホアプリ」
- 「この方法で家計の節約ができた」
あなたの「日常の記録」が、誰かにとってのヒントや励ましになれば、それは立派な価値ある情報として存在します。
自分のことを書いている日記ブログでも、読者のためになるのであれば収益ブログとして可能性が広がるのです。
日記を読まれるブログに変えるために大切なこと
日記ブログに専門性を持たせてテーマを統一して書くことで、ブログに共感した人は再度訪れるようになります。
つまり、ダラダラと自分の出来事を書くのではなく、読者のことを考えて記事が有益な情報とされれば、個人の日記ブログでも読者が集まる事になり、それが収益に結びつく事になるのです
さらに、文書力として読んでいて面白いエッセイのような記事や、今まで日常の情景の中でも気づきを与えてくれるようなものなら、読者は記事に関心を寄せてくれます。
このように、個人の日記ブログでも読者のためにあるということを忘れずに書くことで収益に結びついてくるのです。
また、文章に人柄ややさしさがにじむような書き方を心がけると、共感してくれる読者が少しずつ増えていきます。
これからのブログは、その人の個人の体験などが求められるようになることから、個人ブログもしっかり書くことで、Googleアドセンスやアフィリエイトなどを通じて小さな収益が生まれてくるのです。