ブログの読者は基本流し読みが主流です。
理屈っぽい文章など誰も読んでくれなく、活字が多いと内容とは関係なく離脱してしまいます。
高齢になるとどうしても論理的な文章になってしまって回りくどいのは、相手にしっかり伝えようとするからです。
しかしそれとは裏腹に、読者は気まぐれで移り気です。
したがって、読者がブログをスクロールしながら目を通したときに何が書かれているかが分かるようなブログにすることが大事です。
つまり流し読みでも、ブログの内容が分かる文章術を目指すことをしましょう。
ブログにおける文章術
流し読みをする読者のために、見出しとサブ見出しを活用するようにします。
サブ見出しがあると、スクロールしながらでもおおまかな内容を把握することができるからです。
書かれる文章はなるべくセンテンスを短くして、段落で分けるようにします。
長い文章は視覚的に圧迫感を与え、読み飛ばされる可能性が高くなるからです。
できれば箇条書きのような書き方の方が、どこからでも読むことができて、重要なポイントを簡潔に示すことができます。
回りくどい言葉ではなく、簡潔で分かりやすい言葉を使うことで、読者はスムーズに情報を取得しやすくなるのです。
さらに、重要で強調したい文章には太字やマーカーなどで印をつけ、なるべく専門用語を避け、誰にでも理解できるようにシンプルな言葉を使うようにしましょう。
このような書き方をすることは、視覚的な圧迫感を軽減して記事全体の印象も良くして読み進みやすくなるからです。
気になるタイトルの付け方
ブログを読みに来る読者のことを考えると、読者が集まるブログにはいろいろなテクニックがあります。
読者が気になるようなタイトルを付けて、読者の興味をそそることをします。
とうぜんGoogleの検索エンジンの上位に載せてもらいたいために、キーワードを含めることを忘れてはいけません。
キーワードは読者がサイトを検索するときに含める言葉のことです。
このキーワード選定については、次の記事を参考にしてください。
ただ、キャッチーなタイトルなどを見かけると、つい気になって覗いてみたくなることもあります。
「にほんブログ村」でこのようなタイトルのブログを見つけました。
「嫁より長生きしてしまいまして」というタイトルで、ぺこりーのさんという67歳になるシニアが書いています。
最近では本になったということで、シニアのブログ界では有名人です。
本のタイトルは、「妻より長生きしてしまいまして、金はないが暇はある」
読者が興味をそそるようなタイトルだと、読者は足を止めて何だろうと興味を示すのです。
ぺこりーのさんは、YouTubeも出していて一人暮らしの老後をいろいろと配信しています。
ネットの読者について
ネットの読者は気まぐれです。
その気まぐれな読者が自分のブログに来てもらうためには、しっかりとテーマに沿ったブログ記事を書くことが重要です。
ネットサーフィンという言葉がありますが、ネットの読者は次から次とサイトを渡り歩くいわば移り気な性格が多といえます。
ネットサーフィンをする人の性格を一概には言いきれないのですが、せっかちで忙しく、限られた時間の中で自分が興味をあることを捜し歩くといったような人ではないかと想像します。
なぜなら、私がそうだからです。
多様なことに興味があり、一つのサイトやブログにとどまらず、複数の情報源を巡回しながら面白いことを探しています。
だから、ネットサーフィンをするような読者を相手にするのではなく、しっかりと検索エンジンから自分のブログにたどり着くようなブログを作らなければならないのです。
そのためには、SEO対策を意識した記事作成が重要です。
キーワードの選定、見出しの工夫、内容の構造などを考えることをしっかりしてください。
また、問題解決型のコンテンツを作成することで、読者にとって有益な情報を提供し、再訪を促すことができることから、そこのところを常に忘れないようにしましょう。
読者が抱えている問題を解決するようなブログを作ることがブログを作る使命であって、流し読みの読者でも、ブログを読んで納得してもらえるような記事を量産することを考えなければならないという事です。
最強のブログを作るために
ネット読者を意識して、スクロールしながらでも内容が理解できるブログが最強のブログであると言えます。
ブログの文章を読み飛ばされながらも、重要な部分から問題が解決できればそれでいいのです。
ブログにおける文章は純文学を求めているのではなく、読者が分からないことや疑問に思っていることが解決できればいいからです。
そのためには以下の点を注意してブログを書くことをします。
この戦略に基づいて、ブログが読者にとって価値のある情報源となり、信頼されるブランドに成長する可能性が高まります。
読者が自分の問題に対する解決策をブログで見つけることができれば、読者はその記事を他の人と共有する可能性もありますし、定期的に訪れるようになるかもしれません。
このようなアプローチは、ネットのブログだからできることといえます。
そして、このようなブログを作ることが読者の維持と新規の読者の獲得の両方に効果的になることでしょう。