
シニアが収益ブログを成功させるためには、大手が支配する市場の中で検索上位に食い込むことが難しいという現実があります。
そのために、ブログを始める際には、特化型ブログの中でもさらにニッチなテーマを選ぶことが重要です。
収益ブログを成り立たせるには、Googleの検索エンジンで上位表示されることが不可欠です。
しかし、検索数の多いキーワードは、大手企業のサイトが上位を独占しているのが現実です。
大手企業は検索数の多いジャンルにおいて、プロのライターを雇い、多額の費用をかけて権威性の高いブログを作り、読者を集めています。
そのため、個人のブログではこれらの大手サイトと正面から競争するのは困難です。
そこで、有効な戦略となるのが、大手が手を出さないニッチなテーマを深掘りすることです。
大手サイトがカバーしきれていない隙間を見つけ、読者が本当に求める情報を提供することで、熱心なファンを獲得することが可能になります。
ランチェスター戦略
ランチェスター戦略とは、もともと軍事戦略から派生した経営戦略の一つで、イギリスの物理学者フレデリック・ランチェスターによって開発された理論です。
この戦略の核となる考え方は、戦力の差が圧倒的な強者に対して、弱者がどのように戦えば勝てるのかという点にあります。
弱者が強者に勝つためには、自ら戦場を定め、局地戦やゲリラ戦を仕掛けることで一点突破を図ることが重要だとされています。
ビジネスにおいても、大企業はその規模を生かし市場を広範囲に支配する戦略を取ります。
一方で、小さな企業や個人は、大手と正面から競争するのではなく、特定のニッチな市場を狙うことで生き残る道を探る必要があります。
つまり、大手がカバーしきれない領域に特化し、そこに資源を集中させることで勝機を見出すのです。
この考え方をブログ運営にも応用することで、検索上位を狙う戦略が見えてきます。
大手サイトが取り扱わないニッチなテーマを見つけ、深掘りして情報を提供することで、競争の激しい市場の中でも独自のポジションを築くことが可能になります。
今回の記事では、ランチェスター戦略の「弱者の戦略」を活用し、大手が手を出さないニッチな分野を狙うゲリラ戦略とともに、特化型サイトよりもさらに深掘りしたニッチなテーマを選ぶ方法について考えみることにします。
大手サイトがやらないニッチなテーマ
ブログジャンルにおいて競合となる大手ブログのカテゴリーや記事タイトルをチェックし、どの領域を深掘りしているかを確認します。
例えば、シニア向けの健康情報サイトが「ウォーキングのメリット」について書いていても、具体的な70代向けに特化したものでなかったり、膝に負担をかけない歩き方といった掘り下げていない可能性があることなどを調べます。
記事の内容をよく読むと一般論で終わっていたり、シニア向けと書きつつも実際には誰にでも当てはまる内容だったりするのです。
このことは、間違った情報を書いているということではないのですが、大手サイトはライターが書いているため、実体験が少ないことから一般論になったりシニアとは関係ないものまで書くことになり、深掘りした内容にはならないからです。
そこで、実際にシニア作るサイトは、シニアが感じたことや試したことを詳しく書くことができ、共感を得やすくなるといったことが起こります。
例えば、「スマホの選び方」なら、大手は最新機種や性能の比較を重視するのですが、シニアが快適に使えるスマホ設定方法などは、実際にシニアが使ったことで感じることなどを書くことは大手がやらない手薄な領域であるのです。
そのように考えると、自分の特色を生かすことでシニアのあなただから書ける細かな部分まで落とし込んで書くことが大手がやらないニッチなテーマになります。
ニッチなテーマ選び
「シニア」というジャンルにおいて、そこを書こうとすると非常に広範囲であり、ラッコキーワード などのツールで調べると、月間検索数は約27,000回 となっています。
この数字からも、多くの人が「シニア」というキーワードで情報を求めていることがわかります。
そこで、さらにテーマを絞り、「シニアの趣味」というカテゴリーを考えたとすると、月間検索数は約590回 に減少します。
一般的に検索ボリュームが小さいほど競争は少なくなりますが、それでもこのジャンルはすでに多くの中堅企業によって記事が作られており上位表示を狙うのは容易ではありません。
検索ボリュームが大きいジャンルは読者が多いため、誰もが狙いたくなる領域です。
しかし、検索結果の上位に表示されなければ、どれだけ良い記事を書いても読者には届かないことから、そこで同じようなことを書こうとしても最初から勝ち目はありません。
そのため、重要なのは「検索ボリュームの大きさ」ではなく、「検索エンジンで上位表示できるテーマを選ぶかどうか」です。
競争が激しいフィールドで戦うのではなく、上位表示が狙えるニッチなテーマを見つけることが、収益ブログ成功のカギとなるのです。
ラッコキーワードなどで探す
新規ブロガーが検索結果で上位にランクインするには、月間検索数が100回前後のキーワードを狙うのが効果的です。
この程度の検索ボリュームであれば、大手企業の競合が少なく比較的上位表示を狙いやすくなります。
ニッチなキーワードを見つけるには、「ラッコキーワード」などのツールを活用し、毎月100回ほど検索されるキーワードを探すことが必要です。
このプロセスでは、一つずつ月間検索数を調べ、競合が少なくなおかつ一定の需要があるキーワードを見極めていきます。

例えば、この中のシニアのジャンルにおける検索数が多いキーワードの一つに「シニア 旅行」があります。
シニアといったものに比べるとやや絞られてきたのですが、月間検索数は500近くあるのです。
このくらいだとまだまだ大手の旅行会社が検索上位を占めています。
そこで、「旅行シニア割引」「シニア一人旅」などと絞り込んでくると、検索上位に載ることが出来て、月間の検索ボリュームもそれなりにあります。
絞り込みすぎて、あまり検索されないというのは検索上位に載っても意味がなくなってしまうことから、その点のバランスは気をつけながら考えなければなりません。
このように、ブログのテーマとキーワードを選ぶ際には、自分が書きたいというだけで記事を書くのではなく、検索需要があり収益につながるキーワードを選ぶことが重要 です。
適切なキーワードを見つけ、深掘りして記事を書くことで収益ブログへとつなげていくことができるのです。
ニッチブログの収益化の方法
ニッチブログは、特定の興味やニーズを持つ狭い読者層に焦点を当てるため、広告や製品がその読者に直接響く可能性が高くなります。
アフィリエイト広告においては、例えば、「シニア ウォーキング」に特化したブログを運営している場合、ウォーキングシューズや健康関連製品のアフィリエイトリンクを記事に組み込むことができます。
ニッチな内容ほど読者の購買意欲が高まるため、クリック率や購買率が向上しやすいのです。
ただ、シニアにおけるジャンルが伸びにくいのは、若者を対象にした広告は、転職とかクレジットカード、美容など購買意欲に関係するものがあるのに比べて、どうしてもシニア向けの商品は単価が安く限られてしまいます。
しかし、シニア層の需要はまだまだ多くあり、高齢者だからパソコンをいじらない時代ではなくなったので、これからどのようにシニア層を掘り起こしていくかという課題は大いにあると考えています。
ニッチサイトを書く利点
ニッチサイトの大きな利点は、競争が少ないためSEOでの成功がしやすいことです。
大手企業がカバーしきれていない細かいトピックを扱うことで、検索エンジンで上位に表示されやすくなります。
さらに、ニッチサイトは読者との関係構築においても有利です。
また、ニッチなテーマは読者からの質問やコメントが多く寄せられることが多いため、読者との対話を通じてコミュニティを形成しやすいという特徴もあります。
収益化についても、ニッチサイトは特定の製品やサービスに関連したアフィリエイトや広告を設置しやすいためより効果的です。
読者が興味を持つ非常に具体的な製品やサービスを紹介することで、クリック率や購買率を向上させることが可能となります。
シニアがシニア向けのことを書くということは、このジャンルはまだ未開であり、シニア市場は拡大しているために、シニア向けブログは戦略次第で伸びるということを信じています。
このように、ブログの新規参入者は特化型からよりニッチなサイトへのシフトをすることで、満足度の高いブログ運営が期待することができ、ニッチな部分は誰もやろうとしない未開発のことでもあることから、どのような切り口を考えるかによって成功するジャンルでもあるのです。
そのために、シニアジャンルの道のりは大変でも、コンテンツを持続的に充実させていくことで新たな道は開けると信じています。