
私は、子どもの頃から空想が大好きでした。
映画や漫画の続きを勝手に作って遊び、頭の中はいつも物語でいっぱいでした。
「いつか映画監督になる」それが私の小さな夢でした。
目次
夢が遠のいた若い頃
映画を学ぶため、シナリオや写真の学校へ行き、映画監督になろうと夢の実現に向かっていました。
しかし、卒業した時は、映画産業は不況の真っただ中だったのです。
テレビに押され、大手映画会社は縮小傾向にあり、経験のない私が入る道は、ほとんどありませんでした。
70歳で出会ったブログ
私は一般企業で働き、70歳まで元気に過ごしていました。
定年後、「これから何をしよう」と考えていた時に出会ったのがブログです。
自分の思いを形にできる楽しさを夢中で記事にして書き続けたのです。
ChatGPTとの衝撃的な出会い
ブログを書き始めた私の前に現れたのがChatGPTでした。
OPENAI社からリリースされたChatGPTは、最初は調べ物の道具だと思っていました。
ただ違っていたのは、日本語で会話するようにして使うことができたのです。
さらに、ChatGPTの進化は凄まじく文章作成やデーター処理、イラスト、動画や写真生成まで幅広く使うことができます。
忘れていた夢が動き出す
ChatGPTは、絵や文章が苦手な人でも、作家やイラストレーターにしてしまう力を持ったAIです。
そのとき私は思いました。
空想好きな私にとって、子どもの頃の夢である物語を作ることが、今からでもかなえられるのではないかということです。
文章を考えながら、同時にChatGPTに絵を描いてもらえれば、私の想像の世界を絵本という形で具現化できるのです。
AIと一緒に絵本作り
まずはChatGPTにストーリー案を相談します。
「優しい気持ちをテーマにした物語を考えて」とお願いすると、温かいお話がいくつも出てきました。
次に画像生成AIでキャラクターを作成します。
細かい色や雰囲気もプロンプトで指示を出し、まるでプロの絵本作家になったような感覚で仕事ができます。
イラストなどまったく書けない自分にとっては、AIは、私がこうしたいと言うと、思ったことを形にしてくれる頼もしい存在なのです。
Kindle出版という新しい挑戦
作った絵本は、そのままパソコンの中に眠らせるのではなく、AmazonのKindleで出版することができます。
電子書籍なら在庫を抱える必要もなく、家から一歩も出ずに世界中の人に私の考えた物語が届けられるのです。
そこで、絵本作家としての私のロードマップをChatGPTに考えてもらいました。
私の絵本出版ロードマップ
STEP 1:テーマとターゲットを決める
- 「何を伝えたいか」を一言で言えるようにする
例:孫に伝えたい昔話、シニアが諦めない夢、動物の友情物語 - 読む相手を決める(幼児、小学生、家族向けなど)
- この段階で「絵本のコンセプトノート」を作ると後で迷うことがない
STEP 2:キャラクターとストーリー骨組み作り
- キャラの見た目・性格・口ぐせを決める
- 物語の始まり→中盤→クライマックス→終わりを4コマ感覚で考える
- ChatGPTでストーリー案を複数出してもらい、組み合わせる
STEP 3:文章原稿を完成させる
- 子ども向けなら、1ページに40〜60文字くらいを目安にする
- 難しい言葉は避けて、リズム感のある文にする
- 読み聞かせを想定して声に出して読んでみる
- ChatGPTに「語感を整えて」と頼むとぐっと読みやすくなる
STEP 4:イラスト作成
- ChatGPTや他の画像生成アプリなどで作成
- 1ページに1枚の絵が基本(表紙+裏表紙も忘れずに作る)
- 絵のタッチを統一するために最初に「スタイル」を決める
STEP 5:レイアウトとデザイン
- Canvaなどで、文章や絵を組み合わせる
- イラストには、できれば文字がない方が良い
- 表紙デザインは特に時間をかける(購入の決め手になる)
STEP 6:出版準備
- Kindle Direct Publishing(KDP)のアカウントを作る
- 書籍情報(タイトル、著者名、説明文)を用意
- 作ったイラストと文章をPDF形式でアップロード
STEP 7:出版&告知
- KDPで公開 すると48時間でAmazonに掲載
- ブログ記事で制作過程や裏話を発信
- FacebookやXでもできたことを告知
STEP 8:継続的な活動
- 読者の反応を見て次回作の改善点を洗い出す
- シリーズ化を検討
- 季節やイベントに合わせた作品も出すと反応アップする
シニアでも夢は叶えられる
私は70代になってから、ブログの執筆やChatGPTの活用、そして絵本作家への挑戦を始めることにしました。
多くのシニアは「もう年だから」と、新しいことをためらうかもしれません。
でも、それは自分で作った限界です。
確かに年齢によるハンデはあります。
しかし、それを補ってくれるのがChatGPTなどのAIです。
シニアこそAIを使いこなしてもらいたい
AIは、知識や作業の壁を軽く越えさせてくれます。
思いついたアイデアを、すぐ形にする力があるのがAIの力です。
だからこそ、シニアこそAIを使いこなすべきで、ChatGPTは限界を超えさせ、人生をもっと楽しく豊かに過ごすことをサポートしてくれるのです。
夢は、思い立った時から行動することで叶えられます。
そして、AIと一緒なら、あなたの挑戦は必ず形になるのです。
絵本作家への道
私は、これからロードマップに従って、このブログで絵本を作っていこうと考えています。
そしてその状況を、このブログで逐一発表していきます。
まだまだ、私の夢の続きは始まったばかりです。
そこで手始めに、このブログの中で画像と文章を織り交ぜた「心を引き付ける言葉」集を書くことにしました。