最近では、キャラクターをきっかけに収益を生むという方法が、誰にでもできるようになりました。
特に、ChatGPTのようなAIを使えば、キャラクターの性格や背景、設定やストーリーなどを考えることができます。
そして、そのキャラクターを使って、LINEスタンプにしたり、SNSで発信したり、絵本やグッズにすることをします。
アイディア次第でいろんな形に広げていくことで、商売が可能となるのです。
目次
キャラクターが商売になる時代へ
キャラクターは、単なるイラストではありません。
名前や性格、しぐさ、世界観があることで、「この子、なんか好き」とか、「応援したい」、「そばに置いておきたい」という感情が生まれます。
この感情が動くということが、商売においてとても強い力になるのです。
キャラクターは一度つくれば、いろんな形に展開できます。
たとえば…
- LINEスタンプ
- 絵本・紙芝居
- グッズ(Tシャツ、カレンダー、マグカップ)
- SNSのアイコンや投稿画像
- ブログ・広告に登場させる
このように一つのキャラが、何十通りにも商品化できるため、収益を複数の形で生み出すことができるのでビジネスにしやすいのです。
ChatGPTで生まれた「もふこ」
ChatGPTに、いろいろな条件とともに、オリジナル写真を見せて描いてもらったのが、「もふこ」というキャラクターです。

これからの展開としては、以下のようなことを考えることをしています。
- LINEスタンプ
- 絵本や紙芝居
- ブログの語り手
- グッズ販売(Tシャツ、マグカップ)
キャラクターづくりの手順
ChatGPTと話し合うことで、キャラクターの性格や口癖、世界観などを考えることをします。
キャラクターができれば、いろいろなことに展開していくことができるからです。
そこで、どのようなキャラクターにするかを、ChatGPTと一緒に考えることにしました。
もともとあったのは、私が飼っているウサギの写真のオリジナル画像です。
【1】全体のイメージ
項目 | 提案内容 |
---|---|
動物の種類 | ウサギ |
ベース色 | うす紫 × 白(優しい印象) |
耳の形 | 片耳がちょっと折れてる |
目のデザイン | たれ目気味+キラキラ目 |
表情 | 微笑+少し照れたような表情 |
ポーズ | 両手を胸の前でギュッとにぎる |
【2】性格設定と世界観づくり
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | もふこ(やさしさと親しみを込めてモフモフ感から) |
性別 | 女の子(私の飼っているウサギが♀であるため) |
年齢 | 年齢不詳だが、人間で言うと「小学生ぐらい」 |
性格 | おっとり・ちょっとドジ・人の話をよく聞く癒し系 |
特技 | やさしい言葉を見つけて慰めてくれる |
イメージ | のんびりとした口調でおしゃべりが得意 |
【3】デザインの個性化
要素 | 差別化のポイント |
---|---|
目の大きさ | 大きすぎない、やや小ぶりでやさしい雰囲気に |
色合い | パステルカラー中心で和テイスト |
服装 | ちゃんちゃんこ風な和風ベストを着ている |
小物 | 背中に小さなリュック |
このようなキャラクターデザインを通して、ウサギの「もふこ」が生まれました。
商用利用における注意点
キャラクターを販売やPRに使う場合には、いくつか気をつけなければならないポイントがあります。
✅ 著作権に注意
有名なキャラクターに似ていると、著作権や商標権の問題が出てくることがあります。
「なんとなく似ている」でもNGになることもあるので、自分だけのオリジナル性を大切にすることがポイントです。
✅ 商用利用ができる素材を使う
OpenAIの公式利用規約には、こう書かれています。
あなたが作成した画像は、合法的である場合について商用利用できます。
ChatGPTの利用に関するルールは、OpenAIが OpenAIの利用ポリシー(商用利用について)で正式に公開しています。
ChatGPTが作ったキャラクターデザインは、商用利用としてポスターなどにおいても使うことができるのですが、ネットにあった画像を利用したりする場合はNGということになります。
また、ディズニーやジブリなど、有名キャラの雰囲気を似せたものなどもオリジナルであっても使うことはできません。
キヤラクターがビジネスになる理由
以前は、キャラクターを生み出すには、絵が描けることや、ストーリーを考える力などがなければなりませんでした。
でも今は、ChatGPTや画像生成AIを使えば、アイディアと想いさえあれば誰でも作れる時代になったのです。
つまり、低コスト、低リスクで始められるビジネスモデルとして注目されるようになりました。
キャラクターづくりに興味がある方なら、ChatGPTがあればすぐに作ることができるのです。
SNS時代に共感で広がるキャラクター
今の時代は、SNSやLINEなどを通じて、好きなものを誰かに伝えたいという文化が根付いています。
共感されやすいキャラクターなら、宣伝しなくても人づてに広まる可能性があります。
「このスタンプかわいい」「この絵本に感動した」という気持ちとともに、愛されるキャラクターを作れば自然に広がっていく力を持っているといえます。
キャラ作りは自己表現であり癒し
キャラクターは「モノを売る」のではなく、「気持ちを届ける」商売の形として、時代を問わず人に愛され、売り方も広がっていきます。
「誰かにやさしくしたい」、そのような気持ちから生まれた「もふこ」は、今では私自身が自分にやさしくなるための相棒になってくれています。
AIの力を借りながらも、作ったのは私自身の想いであり、キャラクター作りは、自己表現でもあり、癒しでもあるのです。
ぜひ、あなたも「自分だけのキャラクター」を作ってみませんか。
そして、それがビジネスと発展できるように考えてみることは面白いことです。
私は、しばらく「もふこ」のキャラクターで、LINEのスタンプや絵本のストーリーなどを作っていこうと考えています。