このブログは、ChatGPTを活用してシニアの毎日を楽しく、豊かにするためのヒントを発信しています。
72歳でブログを書くことを覚え、その時にChatGPTに出会いました。
今では、AI(人工知能)と一緒にブログを書き続け、75歳になった今でも毎日のように記事を書いています。
ChatGPTを使うことで、記事を書くことが楽になったという感覚を味わいながら、ChatGPTのやさしい使い方やブログ運営の基礎などを、同じようにこれからブログを始めてみたい人に向けて書いています。
尚、ここで使われているキャッチ画像は、ChatGPT4oで作られたものです。
最近、「ブログはもうオワコン(終わったコンテンツ)」と言われることがあります。
たしかに、ブログを必要とした情報を検索することは、ChatGPTのようなAIを使えば、わからないことがすぐに調べられるようになったからです。
わざわざ検索して、たくさんのブログを探して読まなくても、必要な情報があっという間に手に入るのです。
そのようなことから、ただ情報をまとめただけのブログでは、だんだん必要としなくなるのではないかということです。
しかし、本当にそれでブログの価値は終わったのでしょうか。
目次
かつてのブログは読者の知らない情報を届ける場所だった

かつて、ブログは読者の知らない情報を届ける場所でした。
分からないことを検索エンジンで調べて、情報を得ることがブログの役割でした。
そのために、どのようなキーワードがよく検索されているのかを調べて、それに合わせた記事を書くということが、ブログの基本的な戦略といえたのです。
たとえば、「ラッコキーワード」のようなツールを使って、よく検索されている言葉を見つけて、その悩みや疑問に応えるような記事を書くことがSEO対策としての主流でした。
そしてこのやり方は、今でも決して間違いではないのですが、それだけでは多くの人に読まれ、アクセスが集まるということにはならないのです。
これからのブログに求められるのは、ただの情報でなく、その情報を伝えるあなたの思いに共感できるような内容でなければ、読まれるブログにはならないということです。
読者が求めているのは、人の声と共感
今の時代、情報はどこにでもあふれています。
そんな中で、「あえてブログを読む人」は、その情報がどのような気持ちで書かれているのかを求めているのです。
「この人の言葉には、あたたかさがある」
「この人も自分と同じことで悩んでたんだ」
そのような共感があってこそ、読者の心に届く生の声のブログとして価値があるのです。
情報収集型ブログだけでは必要とされなくなってきた
今では、AIに聞けばすぐに答えが返ってくる時代になりました。
ChatGPTのようなAIを使えば、必要な情報をきれいに整理された形で、あっという間に手に入ります。
そのため、Googleで検索して上位に表示されるだけでは、もう読者には届きにくくなってきているのです。
そして実際に、ただ情報をまとめただけのブログは、以前ほど読まれなくなってきているのが現実です。
今の読者が求めているのは、正しい情報だけでなく、「心に残る言葉」や「リアルな体験」です。
だからこそ、これからのブログには、一般的なことを並べるだけでなく、もう一歩踏み込んだ専門性のあるものや、あなた自身の体験に基づいた言葉が大事になってくるのです。
こうしたあなたの思いがこもった情報を届けることが、読まれるブログへの第一歩になるのです。
これからのブログに必要なのは「共感」と「納得」
これからのブログに求められるのは、次のような内容です。
読者は、ただの情報を知りたいだけではなく、この人の考え方に共感できるとか、この経験談は自分にも参考になると思える内容に心を動かされます。
だからこそ、読んでよかったと感じてもらえるような記事こそ、これからの時代に価値あるブログになっていくのです。
「ブログはもうオワコン」と言われるのは、誰が書いても同じような、一般的な情報だけを書いているブログが読まれなくなるということです。
あなたの経験や気づきを込めた共感を生むブログには、まだまだ伝える価値があるといえるのです。
共感を生むブログの特徴とは
共感と納得を生むブログには、あなたにしか書けない「体験」や「気持ち」が必要です。
とはいえ、じゃあ全部、自分が経験しなければ記事は書けないのかということになると、そういうわけではありません。
ここで改めて見つめ直したいのが、AIライティングとの上手な付き合い方です。
ChatGPTのようなAIを使えば、情報の整理や文章の構成を手伝ってもらうことができるのですが、一方でAIに任せた記事では心に響かないのではという不安があります。
つまり、ChatGPTがどんなにうまい記事を書いても、AIでは一般的な文章になってしまうからです。
そこで、今後のAIを使ったブログの記事の書き方について考えてみることにします。
AIは共感や感情を書くことが苦手
AIは、情報をわかりやすく整理したり、文章の構成を整えたりするのがとても得意です。
実際に、AIが書いた文章はスッキリしていて読みやすく、無駄がなくきれいにまとまっています。
こうした点は、ブログを書くうえでも大きな助けになるのですが、AIは人のように感じることができないために、気持ちを込めた文章や感情のこもった表現が苦手なのです。
そのため、AIにすべてを任せて書いた文章は、どれだけ内容が正しくても、心が動かないものになってしまいます。
「うまいけど、なんだか心に残らない」
「どこかで読んだことがあるような気がする」
「正しいけど、気持ちが伝わってこない」
このように感じることがあるのは、AIの文章には人の思いが込められていないからです。
だったら、これからのブログの書き方である、共感するようなものはAIは書けないということになります。
AIライティングの目指す形
これからのAIライティングにおけるブログの形について考えてみることにします。
これからのブログで、AIライティングをするには、3つの守るべき方法があります。
● 1、自分の体験や気持ちを書く
失敗したこと、悩んだこと、うれしかったことなど、そういったリアルな体験を、自分の言葉や感想を書くことが、今後のブログの書き方です。
それが読者の共感につながることになるからです。
●2、 情報の中に自分らしさを入れる
どんなにありふれた情報でも、「あなたがどう感じたか」を書くだけで、その記事はあなただけのものになります。
たとえば、「ChatGPTの使い方」だけの記事よりも、「私は最初、ChatGPTが怖かったけど、こんな風に慣れていきました」といった体験談のある記事の方が読者には響くことになります。
●3、 AIと協力して伝わる形に整える
ChatGPTなどのAIを使うことで文章が読みやすく、読者の心に入り込むことができる。
AIは文章を整えることが得意なので、自分の思いや伝えたいことを、わかりやすく、読みやすく書き直してもらう道具として使えば、読者にとっても読みやすい伝わる記事になります。
AIライティングにおけるブログの在り方
そこで、これからのAIライティングにおけるブログの書き方は、「人の思い」と「AIの整理力」をかけ合わせるハイブリッドな形が理想となります。
書くのが苦手でも、AIが支えてくれることになり、だからといってAIだけの記事では読者の心に響くことことはならないから、人間がAIと一緒に書くのです。
あなたの経験や気持ちを優先して書くことがこれからのブログの形となります。
そして、その文章をAIが整理して書き直すのがAIの力です。
すべてAIが作るではなく、だからといって人間が書くのではない、「AIといっしょに、あなたが伝える」というスタンスで書く、そのようなブログが、きっとこれから読まれるブログになるのです。
【還暦おじさんの衣食住改革】20年越えドコモから格安SIMへ
今回のことを書いていて、読んだブログの中で、これからはこのようなブログが意味を成すのではないかと感じたことがあります。
一般のブロガーさんが書いたもので、これからのブログが目指すべき内容で書かれていると感心したのです。
シニアが節約を目指すということはいろいろな人が書いています。
当然、携帯電話をキャリアから格安なものにするということは一般の人は知っているのですが、それがなかなかできません。
そこで、このブログで書かれた記事は、自分の体験を通して、格安シムに乗り換えることで節約をしたという内容でした。
自分で実際に行った経験談を書くことで、読者が自分もやってみようと共感を得ることができるのです。
「格安SIMってむずかしそう」と思っているシニア世代にとって、まさに、還暦おじさんの語り口で「できたよ」と伝えることで、多くの人の一歩を支えるブログになることができるのです。
このように、自分の体験を書くことで、きっと誰かの背中を押す力があります。
このように、AIといっしょに、あなたの言葉でブログを書くということが、ブログはオワコンではないということになるのではないでしょうか。