
ブログで収益を得たいと考えたとき、最初に考えるべきことは、どのようなブログにして何を書けばいいかということです。
収益ブログを成功させるためには、最初のジャンル選びがとても重要です。
これを店舗経営にたとえるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、ただ店を開いただけではお客さんは来ません。
どのようなお客さんに向けて、どのような商品を売るのかを最初に決めることが商売の基本ということと同じです。
ブログも「誰に」「どんな情報を」届けるかをはっきりさせることが成功への第一歩になります。
日記のように自分の行動を記録して書くのなら考えなくてもいいのですが、収益ブログを考えるのであるなら最初に考えなければならないことです。
今回のこの記事では、初心者の方に向けてジャンル選びの重要性とどのようなジャンルを選べばいいのかということを考えてみることにします。
そして、もしジャンル選びに失敗してしまったときの対処法についても、わかりやすく解説していきます。
目次
ジャンル選びの重要性
収益ブログを書くうえで、ジャンル選びはとても重要です。
読者が求めている情報にきちんと応えるためには、誰に向けて何を書くかがはっきりしていなければなりません。
ここが曖昧だと、このブログは何を伝えたいのかが読者に伝わらず、すぐに離脱されてしまいます。
だからこそ、最初に「誰に向かって」「何について書くか」を明確に決めることが大切なのです。
ただし、大きなジャンルは競合が多くいて埋もれやすいため、ターゲットを絞り込むことが成功のポイントになります。
ターゲットとテーマを絞って記事を書けば、ブログ全体に一貫性が生まれ、読者にここには自分に必要な情報があると感じてもらえるようになります。
ジャンル選びは、ブログの土台作りそのものであるために、ここをしっかり固めることが、収益ブログ成功への第一歩となるのです。
ジャンル選びでチェックすべき5つのポイント
収益ブログを成功させるためには、ジャンルをただ選ぶだけでなく、本当にそのジャンルで勝ち目があるかをしっかり見極めることが大切です。
ここでは、ジャンル選びのときに必ずチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
① 読者が多いか
まず最初に確認すべきは、そのジャンルにどれだけの読者がいるかということです。
いくら自分が書きたいテーマでも、読者がほとんどいなければ収益にはつながりません。
目安としては、Google検索でそのテーマに関連するキーワードを調べたときに、検索結果が豊富に出てきたり、すでに多くの記事が書かれていたりする場合はニーズがあると判断できます。
収益は読者の数に比例することから、特化した専門性のあるテーマで始めるにしても、ある程度の読者がいることを考えなければならないのです。
② 競合が強すぎないか
次に考えるべきなのは、自分が書こうとするジャンルにおける競合の強さです。
収益ブログでは、検索順位がとても重要です。
自分が選んだジャンルで検索してみて、初心者でも勝負できるかを見極めることが大切なポイントになります。
もし検索上位が、大手企業のサイトや有名人のブログばかりだった場合、初心者の個人ブログが入り込む余地はほとんどありません。
そんなときは、ジャンルを少しずらしてみるのがおすすめです。
例えば、旅行ブログの場合、大手旅行サイトが上位を占めているなら、「大人女子の一人旅」や「シニア向けおすすめ旅行」といった、旅行ジャンルの中でもさらに特化したテーマに絞ることで、個人ブログでも上位を狙える可能性が出てきます。
収益ブログでは、検索上位に載ることが収益に直結するため、最初から勝ちやすいジャンルを選ぶことが大切なのです。
③ 自分が続けられるテーマか
ブログは継続して育てるものです。
たとえ、自分が得意で競合も少なく、読者もいるジャンルを選べたとしても、それだけで収益が上がるとは限りません。
もう一つ大切なのは、そのジャンルに自分が興味を持ち続けられるかどうかです。
どんなに稼げそうなジャンルでも、書くネタが尽きたり、興味を失ってしまったり、記事を書くこと自体が苦痛になってしまえば、ブログを続けるのは難しくなります。
だからこそ、書いていて楽しいと思えるジャンルや、もっと自分自身でも詳しく知りたいと自然に思えるジャンルを選ぶことが大切です。
ブログを書きながら自分自身も学び、成長していけるジャンルであれば、長く続けられるだけでなく読者にも自然と興味を持ってもらえるブログに育っていくでしょう。
④ 読者に役立つ情報を提供できるか
ブログは自己満足で終わってはいけません。
単に自分が書きたいことを書くのではなく、読者の悩みを解決できる内容を書けるかどうかが大切です。
たとえば、読者が困っていることを助けたり、知りたい情報をわかりやすく伝えたり、失敗しないためのアドバイスを届けたりすることができれば、読者に喜ばれ自然と人が集まるブログになります。
ブログを書くということは、あくまで読者のために情報を提供することだという意識を持って、自分が興味があるジャンル選びを考えるようにしましょう。
⑤ 収益化できる仕組みがあるか
ジャンル選びにおいては、関連する商品やサービスを紹介できるアフィリエイト案件があるかどうかも、あわせて考える必要があります。
せっかくブログを書こうとしても、そのジャンルに紹介できる商品やサービスがなければ、収益ブログとしての価値は薄れてしまいます。
また、アフィリエイト案件があったとしても、単価があまりにも安ければ、いくら読者が集まっても収益につながりにくくなってしまいます。
収益ブログは、事業経営と同じように、どうすれば収益を得られるかを考えながらジャンル選びをすることが大切です。
ジャンル選びはブログ運営のスタート地点であり、しっかりと考える必要があります。
初心者におすすめの具体的なジャンル
ジャンル選びは慎重に行うべきですが、初心者にとって最初から完璧な選択をするのは難しいものです。
そこでここでは、収益化しやすくかつシニア初心者にも挑戦しやすいおすすめのジャンルを紹介します。
① シニア向け健康ブログ
② 節約とシンプルライフブログ
③ 副業と働くブログ
④ 趣味特化ブログ
⑤ 学習と生きがいブログ
初心者がジャンルを選ぶときは、収益を考慮しながら、自分の興味のあるもので読者の需要があるかといった、この2つのバランスよく考えることがポイントです。
好きなことなら続けやすく、需要があれば自然と読者も集まります。
無理なく楽しみながら続けられるジャンルを見つけて、まずは一歩を踏み出しましょう。
私も最初は、シニアの暮らしのブログを書いていましたので参考にしてみてください。
ジャンル選びに失敗したときの対処法
ジャンル選びは大切ですが、初心者が最初から完璧な選択をするのは難しいものです。
もし、選んだジャンルがうまくいかなくても、ブログは柔軟に軌道修正できるメディアです。
ここでは、ジャンル選びに失敗したときに取るべき行動を紹介します。
途中で方向転換しても問題ない
ジャンル選びに失敗したと感じたら、無理にそのまま続ける必要はありません。
たとえば、最初は「シニアの旅行ブログ」を始めたけれど、思ったより書くことがなくて続かないと感じた場合、他のシニア向けの「健康ブログ」「趣味ブログ」などに方向転換するのも一つの方法です。
ブログは一度立ち上げたら変更できないものではありません。
読者の反応や自分の興味に合わせて柔軟に修正することが大切です。
読者の反応を見ながらテーマを絞る
ジャンルを完全に変えるのではなく、テーマを絞り込むことで再生できることもあります。
たとえば、健康全般から絞り込んで腰痛予防ストレッチや、節約全般 からシニア向け食費献立節約術といった、少しずらしたジャンルに切り替えます。
大きなジャンルではなく、ニッチな分野に絞るとライバルも減り、読者に強く刺さるブログになります。
記事のアクセス数や読者の反応を見ながら、読まれているテーマを深掘りすることがコツです。
失敗は成功へのステップ
ジャンル選びに失敗すること自体を怖がる必要はありません。
むしろ、どんなジャンルが自分に合わないかやどんな記事が書きやすいかなどを知ることができるので、最初の失敗も貴重な経験になります。
大切なのは、失敗したときに諦めるのではなく、なぜうまくいかなかったかを振り返って次に活かすことです。
読者の反応や自分の気持ちを見ながら、柔軟にジャンルやテーマを調整していくことで、自分に合った収益ブログの形が自然と見つかってきますので、失敗を恐れず小さく試して少しずつ形を整えていくことです。
まとめ:収益ブログ運営はジャンル選びから
収益ブログを始めるにあたって、ジャンル選びはもっとも重要なスタート地点ということで、ジャンルをあいまいにしたまま始めてしまうと、誰にも届かないブログになってしまい努力が無駄になってしまいます。
ジャンル選びは、店舗経営でいうところのどんなお客様に、どんな商品を売るのかを決める大事なところ同じです。
ここをしっかり考えることが、成功の土台になりますが、最初は完璧を求めなくても、ブログを運営しながら見つけ出すということで、自分に合ったブログを探してください。
大切なのは、小さく始めて読者の反応を見ながら、必要に応じて軌道修正していくことで、自分が長く続けられるジャンルを見つけることができます。
私など1年間で二度失敗して、今のブログ運営である「シニアの収益ブログの始め方」に辿り着きました。
ブログは何度でも方向転換できる柔軟なメディアです。
あまり変更ばかりするのも落ち着きがないものになってしまいますが、見極めと変更を恐れずにまずは一歩踏み出すことが何より大切です。