ブログを始めたばかりの頃は、あれも書きたい、これも伝えたいと、書きたいことがたくさん思い浮かびます。
それは、人生の中での発見や気づきが多くあり、今までの蓄積された考えを書くことができるからです。
そのうちに、今日は何を書こうと、身近な出来事を題材に書くようになります。
しかし、身近な話題はテーマがはっきりしていないため、読者にとっては「ふーん」で終わってしまうことが多いのです。
自分の日常の出来事であってもテーマがなければ文章は成立しません。
テーマとは、何を伝えたいかがはっきりしているということです。
大切なのは、何を書こうではなく何を伝えたいかでなくてはならないのです。

私自身も、思いつきでブログを書いていた頃は、文章がまとまらずにあらゆる題材を選んで統一感のない記事を書いていました。
ところが、統一テーマを決めたことで、書くことがスムーズになり読者の反応も良くなったのです。
この記事では、私が実際に体験したテーマを絞ることでブログが整い、長く続けられるようになった話を紹介します。
最初は書きたいことがたくさんあって当然
ブログを始めたばかりの頃は、毎日が新鮮で、書きたいことが次々と湧いてきます。
健康のこと、お金のこと、趣味や体験談、家族とのエピソードなど、まるで人生を綴るようなブログになります。
でも、続けるうちにふと手が止まることがあります。
書くことがなくなり、自分の日常のことを書き出したときに、個人情報を曝け出してこれって誰の役に立つのだろうと思うことがあります。
自分の私生活をさらけ出しているだけのように感じ、読者がまるで野次馬のように読んでいることに気づいたとき、虚しさを感じてしまうからです。
日常の出来事を書くにしてもテーマが絞られていれば別ですが、記事に統一感がなく読者に感動やなるほどと感心させることがなければブログを書く意味がないのです。
しかし、人気ブロガーの紫苑さんの場合は、日常の出来事を書きながらも「シニアの節約生活」というテーマで書いているため、多くの読者を惹きつけています。
さらに個人情報の流失にはことのほか気をつけなければならず、写真などの風景から住所が特定できないようにしていなければなりません。
なぜテーマを絞った方が読者に届くのか
読者がブログに求めているのは、自分の知りたいことに答えてくれる場所だからです。
ひとつの記事に興味を持って訪れても、他の記事がまったく別のテーマだったら次を読もうとは思いません。
たとえば、老後のお金について調べたい読者が、たまたまあなたの記事にたどり着いたとしても、次に見た記事が「旅行の思い出」だったらどうでしょうか。
このブログは自分には関係ないと、すぐに離れていってしまうかもしれません。
しかし、このブログは私の知りたい情報がたくさん書かれていると思ってもらえるようなら、その読者はリピーターになってくれます。
このように、読まれるブログには一貫性と同時にテーマがなければならないのです。
私がテーマを切り替えた理由と実体験
私も最初はシニアの暮らしについてという、大きなテーマであらゆることを書いていました。
ブログは雑記ブログではなく、特化ブログを書いた方がいいと教えられていたので、老後の暮らしというテーマの特化ブログとして書いていたのです。
健康、節約、趣味、住まい、介護と、老後に関するいろいろなことを1年間書いた結果、記事数は200以上になりました。
その中には、たまに大きく読まれる記事、いわゆるバズる記事もありました。
でも、それらは単発で終わってしまっていて、せっかくブログを訪れてくれた読者も、他の記事がまったく読者が求めていることと関係ない内容だと離れてしまうということに気がついたのです。
老後の暮らしについて書いていても、読者はその中でも自分の知りたい情報があって、もっとテーマを絞りきることで、求めているものがそこにあると思ってくれます。
つまり老後の暮らしにおいても、「老後の住まい」などにテーマを絞り込んでいれば、老後の住まいで悩んでいる人にとっては、こちらの考えを届けることができるし、読者にとっては貴重な情報になるのです。
このことについては、特化サイトよりニッチなサイトという記事にありますので読んでみてください。
特化がブログが継続される理由
テーマを絞ると、何を書けばいいかが自然と見えてきます。
なぜなら、自分が書きたいことを書くのではなく、このテーマに関心がある読者に、どんな情報を届ければ役立つかと考えるようになるからです。
その結果、テーマに沿って調べながらでも書けるようになり、自分の経験を交えてより説得力のある記事に仕上げることができます。
また、テーマを絞ることで読者層も明確になり、このブログには自分の知りたい情報があると読者に思ってもらえればリピーターになってもらいやすくなります。
さらに、テーマに沿って記事を増やしていくことで、ブログ全体が一貫した情報サイトとして厚みを増し、Googleの評価も高まり、ドメインパワーの向上にもつながっていきます。
ドメインパワーについては、他の記事に書いてありますのでそちらを参考にしてください。
テーマを絞ることは、読者にも自分にもわかりやすいブログになる
ブログを思いつきで自分が書きたいことだけを書いていけば、次第に何を書こうかと手が止まりがちになってきます。
それは、思いつきで広げてきた内容がバラバラであり、 読者にも自分にも全体的に伝えたいことがわかりにくくなっているからです。
そんなときは、一度立ち止まって考えてみてください。
自分は誰のために、どんな悩みを解決するためにブログを書いているのかということです。
この問いに答えることで、自然と書くべきテーマが見えてきます。
テーマを絞ることは、書けることを減らすのではなく、 届けたい人に必要な情報を届けやすくするための工夫です。
自由になんでも書いて広げることも大切ですが、ブログを長く続けて育てていくためには、 軸を持って書くことが、結果としてブログに行き詰まることはなくなります。
さらに、テーマが定まると記事同士がつながり、読者にもこのブログは自分に必要なことが書かれているブログであると認識してもらえるようになります。
このように、テーマを絞ることで全体を統一することは、読者にも自分にもわかりやすいブログを作ることになるのです。