75歳の絵本作家として夢見た日

幼い頃の私は、頭の中が常に空想でいっぱいな少年でした。

映画や漫画を観ては勝手にその続きを想像し、「いつか自分も映画監督になって物語を作りたい」と目を輝かせていたのです。

夢を追いかけてシナリオや写真の学校へ通いましたが、卒業を迎えた頃の映画業界は深刻な不況の真っ只中でした。

未経験の若者が飛び込める余地はなく、私は映画への道をそっと諦め、一般企業に就職して70歳までひたすら働き続けました。

70代でのブログ開設と、AIとの衝撃的な出会い

定年を迎え、「さて、これからの日々をどう生きようか」と考えていた時に出会ったのがブログでした。

72歳で一念発起して自分自身でこのブログサイトを立ち上げ、日々の思いを発信することは、私の老後の大きな生きがいとなりました。

そしてブログを書き続けていたある日、ChatGPTといった「AI」に出会うことになります。

最初は調べ物に便利だなと思う程度でしたが、あっという間に進化し、文章の作成からデータの整理、さらにはイラストや写真の生成までこなすようになりました。

「AIはここまでできるのか」と、圧倒されたのを覚えています。

情報はAIに任せ、人は「心」を届ける

AIの進化を目の当たりにして、私はあることに気がつきました。

それは、アフィリエイトで稼ぐことを目的としたような、ただ情報をまとめただけのブログは、いずれAIに取って代わられるという時代の変化です。

何かわからないことがあれば、AIがすぐに的確な答えを出してくれる時代になるからです。

これからのブログは、その人の「気持ち」や「考え」を届けるという、ブログの役割が根本から変わろうとしていると感じました。

このことは、「75歳から始めた私の絵本ブログ挑戦記」に書かれていますのでそちらを読んでください。

忘れていた「少年の頃の夢」が動き出す

「自分にしか書けないブログとは何だろう?」

そう自問自答したとき、胸の奥底にしまっていた幼い頃の夢がふと蘇りました。

誰かの心にそっと寄り添うような、あたたかい物語を作りたいという思いです。

「そうだ、ブログで私のオリジナルの絵本を書こう」

若い頃は「頭の中に物語があっても、絵が描けないから」という理由だけで夢を諦めていました。

しかし今は、私にはAIという素晴らしい相棒がいます。

私が考えた物語が絵本という形として、AIが手伝ってくれるのです。

絵本『モフ子と森の仲間たち』の誕生

こうして、ブログでの絵本作りが始まりました。

主人公のウサギ「モフ子」は、決してただの思いつきで生まれたわけではありません。

  • 子どもの頃に夢中になった物語
  • 心を揺さぶられた名キャラクターたち
  • 年齢を重ねて気づいた、心を軽くする生き方の知恵

私がこれまでの人生で出会い、感じてきたすべてのエッセンスが重なり合い、自然と「モフ子」というひとつの形になりました。

大人の方でもホッと一息つけるような、そんな絵本を目指しています。

このことも、「老後の趣味と生きがいのための絵本づくり」に詳しく書かれていますので、そちらをお読みください。

何歳からでも、夢は形にできる

私は75歳になった今、ブログを通じて「絵本作家」という新しい夢に挑戦しています。

同世代のシニアの方の中には、「もう歳だから新しいことは…」と遠慮してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、AIという道具を上手に活用すれば、できなかったことができるようになり、忘れていた夢をもう一度動かすことができるのです。

これからも私は、AIの力を借りながら、私にしか書けない物語をこのブログからお届けしていきたいと思っています。