
同世代の友人たちから「AIってなんだか難しそう」という声を聞くことがあります。
たしかに「AIの仕組みをゼロから勉強しよう」と意気込んでしまうと、少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、私自身は決して「勉強」から始めようとして、覚えようとしたわけではありませんでした。
根本にあったのは、「どうしても絵本を作ってみたい」という純粋で強い思いだけがあったのです。
私は、絵が描けないという理由で、諦めた絵本作家への夢をに挑戦したかったからです。
AIという頼もしい相棒を得ることで、頭の中に思い描いていた物語が、形になって目の前に現れることに面白味を感じたのです。。
そして、やっていくうちにAIを使うことを覚えていくことができました。
AIとの対話はしっかりした指示を出す
絵本制作は、ただAIに「絵を描いて」と頼むだけで完成するものではありません。
ストーリーの展開や場面ごとの構図など、全体の構成を考えながら指示を出す必要があります。
この指示の言葉を「プロンプト」と呼びますが、人間同士の「言わなくても空気を読んで察してよ」はAIには通用しません。
AIはこちらが入力した言葉通りに忠実に動くため、自分の頭の中のイメージをいかに正確な言葉で伝えるかということが重要なことになります。
私が日頃から愛用しているGeminiなどの、AIとやり取りをしていると、試行錯誤を繰り返すうちに、自然と「伝え方」や「質問のコツ」が磨かれていくことができます。
そして、AIも私のことを学習して覚えてくれるようになると、お互いが理解するようになり、だんだん使い方などは覚えていくのです。
習うより慣れよ
言葉を何度も投げ合い、少しずつ物語が形になっていく過程で、いつの間にかAIを自分の手足のように使いこなせるようになってきます。
この感覚は、「料理を覚えるプロセス」にとてもよく似ていると思います。
最初はレシピ本を見ながら恐る恐る包丁を握りますが、毎日台所に立っていくうちに、自然と上達していくのと同じだからです。
昨今のAIの進化は凄まじく、分厚いマニュアル本を買ってきて一から勉強しようとしなくても、使い方でわからないときはAIに聞いてみることで解決します。
だから、AIを使うのは実践の中で「やりながら覚える」のが一番の近道なのです。
シニアの日常を豊かにする専属アシスタント
AIの扱いに慣れてくると、もしかして、こんなこともできるのではという好奇心が次々と湧いてきます。
わからないことがあれば丁寧に手順を教えてくれますし、画面の操作に迷った時はスクリーンショットを見せれば的確に導いてくれます。
まるで、とても優秀で優しい専属アシスタントが常に隣にいてくれるような安心感です。
現在では絵本作りから広がり、CapCutを活用したYouTubeの動画編集、さらには音楽の作詞作曲や写真加工まで、様々な創作活動を楽しめるようになりました。
AIのサポートがあるからこそ、「ちょっとやってみよう」という小さな思いつきをすぐに形にすることができるのです。
AIを知れば、老後の景色は鮮やかに変わる
AIを取り入れたことで、私の老後は劇的に変わりました。
毎日AIと対話して頭の中を整理し、新しいアイデアを次々と形にしていくことができます。
自分で立ち上げた、このWordPressのブログで発信を続けることも含め、75歳の今が、これまでの人生で最も充実していると思えるのは、AIを使うようになれたからかもしれません。
「もう歳だから」と新しい挑戦を諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。
AIは決して若者だけの便利な道具ではありません。
年齢とともに少しずつ衰えていく部分を優しく補い、可能性を広げてくれる、シニアにとっての「最高の相棒」としてAIはあるのです。
この記事を通して、一人でも多くの方が「絵本作り」などの楽しい入り口からAIに触れ、より豊かで充実した毎日を送るきっかけになればと願っています。