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画像生成AIの歩みと進化|ChatGPT Imageという新たな機能

ChatGPTが登場したのは、2022年11月でした。

それが、上半身の写真から全身画像を作ったり、写真を加工したりといった、実用レベルの画像編集が可能になったのは、たった三年の間の進化です。

今のように、写真を認識して服装だけを変更するといったことができるようになり、合成写真というレベルではなく、写真の雰囲気を保ちつつ本人だと分かる自然さを残すという技術は、フィルム写真がデジタル写真に進化した以上に、画像の価値を変えてくるかもしれません。

AI技術は日進月歩で、沢山の業者が競い合っていることから、今日新しいことも明日には古い技術になってしまうということが頻繁に起こっています。

ChatGPT Image

これまでの画像生成AIは、指示の書き方に迷うことがあって、自分がイメージした作りたいものと違ったものになってしまうということがありました。

思った通りに画像生成ができないないために、何度か試す必要があったからです。

今回のImage1,5の進化は、今まで画像生成においてはプロンプトによってはできていたものですが、誰でもが作りやすいようにできるようになったということです。

ChatGPT5,2を開くと、左の3番目に新規画像というのが追加されました。

そこを開くとパターン化した見本画像があります。

どんなことができる

ChatGPT Imagesでは、次のようなことができます。

・写真をスケッチ風にする
・水墨画風に変える
・ポップアート風
・落書き風

などといったあらゆる画風やタッチが、先にパターンとしてできているのです。

ChatGPT Image1,5は、プロンプトが先に作られていて、複雑な指示を出さなくてもイメージボタンを押すと自動的にそのようにしてくれます。

他には、古い写真を修復したり、写真の衣装をコーディネートしたり、部屋のリフォームなど、ボタンひとつで作り替えてくれます。

ChatGPT Imageで野球ボブルヘッド人形を作るというプロンプトは、「頭を大きく誇張して重心が上にあり、顔の個性は残しつつ、特徴をシンプルに、肌は滑らかなマット塗装のビニールで、毛穴や生きているような質感は出さないでください」といったような、なかなか素人では書けないものだからです。

商用利用においても使うことができる

他にも、商品撮影からポスター写真など、商用的にも使うことができるように、簡単に使うことができます。

ポストカードやキーホルダーなど、あらゆるパターンを想定して、プロンプトから統一されたようなものが作られるのです。

スケッチ画像の生成AIで4コマ漫画を作ってみたら想像以上に楽しかった

画像生成AIを使って、4コマ漫画を作ってみることにしました。

まずそれには、物語になる主人公が必要です。

主人公のキャラクターを決める 

物語は、猫が織りなすいたずらを漫画ということにします。

イタズラ好きでヤンチャな猫は、問題を起こしながらも何か愛されるキャラクターとして描きます。

猫のイラストを考える

まず最初に、主人公の猫のキャクターを考えることにします。

猫の性格は、悪戯が大好きで何か世の中を斜めから見ているような冷めたいような性格。

しかし、みんなからは嫌われているということではなく、憎めない性格ゆえに愛されているがやることはえげつない。

頭もよく、あどけなさや親しみやすはあるが、何を考えているかわからない厄介者。

このような性格を考えて、画像生成AIに指示したところ、次のような猫のイラストが出来上がってきました。

可愛さがあるのに、何か企んでいるようなズルさがある猫として作られました。

この猫が、4コマ漫画のストーリーに合わせて動きます。

ストーリーを考える

今回の物語は、主人公の猫が机の上に置いてある花瓶を倒して割ってしまうという話から始まります。

そこに、割れた花瓶を見て、人間のお母さんが「誰がやったの」と強く言います。

それを見ていた猫は、自分がやったのにもかかわらず、ストーブのところで寝ている、おっとりしている犬を指差します。

人間のお母さんに怒られる犬は、怪訝そうな顔をしているのですが、その横でいたずらっぽく笑っている猫という設定です。

4コマ漫画を作ってみる

ストーリーができたので、この漫画に合わせてイラストを画像生成AIに書いてもらうことにします。

今回は、ChatGPTに作ってもらうことにします。

画像生成①

主人公の猫が机の上に置いてあった、花瓶を倒して割ってしまうというプロンプトを書いて指示をだしました。

出来上がったのがこのようなイラストです。

線画のような漫画と違うので、自分がこのように書きたいということを、プロンプトとして何度も説明して、自分が気に入った漫画を作るようにして下さい。

画像生成②

プロンプトでは、割れた花瓶を見て、お母さんが「誰がやったの」と言うという指示を出します。

セリフも書いてくれるのですが、時々、日本語ではないような字を書くことがあります。

画像生成③

猫は、ストーブの前で寝ている犬を指さして、お母さんに教えるというストーリーです。

画像生成④

お母さんに怒られる犬ですが、怪訝そうな顔をしている犬の横で、いたずらっぽく笑っている猫という絵を描いてもらうように指示をしました。

完成

画像生成AIの、スケッチ風画像生成で4コマ漫画を作ることができました。

ストーリーを考えてから二時間ぐらいで作ることができたのです。

今回は、漫画というよりもイラストに近いものかもしれないのですが、自分がどのようなものを作りたいかをイメージして、風刺漫画やコミックなど挑戦してみると面白いかもしれません。