ブログはなんとなく文章を書けばお金が入ってくると思って始める人が多いですが、現実は想像以上に厳しいものです。
アクセス数は伸びず、記事を書くこと自体が苦しくなり、書くことがないからと手が止まってしまうことも少なくありません。
実際、ブログを始めても、収入を得るまで続けられる人は数%に過ぎません。
なぜ、ほとんどの人が途中で挫折してしまうかというと、一般的なブログと収益ブログを混同していて、ブログは思ったことや日常の出来事を書くものだと考えているからです。
収益ブログは、広告収入を得るために読者の役に立つ情報を発信し、収益につなげるというやるべきことがあるということを知らずに始めてしまいます。
ブログ初心者にとって、一般的な日記のようなブログと収益に結びつけるブログは違うという意識を持って始めることが必要です。
そのように考えないと、いくらブログを書き続けても収益には結びついてこないというのは事実だからです。
今回は、ブログ初心者が必ず壁にぶつかり挫折してしまう理由があるので、その壁を乗り越え続けるための必要な考え方について探ってみることにします。
目次
ブログを辞めたくなる原因
ブログ初心者がブログを辞めたくなる原因がいくつかあります。
せっかく始めたブログなのに、これらの理由から壁にぶつかり辞めたくなってしまうのです。
このことは、ブログを始めた人なら誰でも起こることなのですが、このことが耐えられなくなってしまうことが辞めたくなる大きな原因です。
継続するための解決方法
それぞれの原因に対する対処法を考えてみることで、壁を乗り越えることができます。
解決策は簡単なことで、挫折しない考え方に切り替えることが大事なことになります。
アクセス数が伸びない
ブログを始めた人が辞めたくなる原因に、思ったようにアクセス数が伸びないということがあります。
こんなに書いているのに誰にも読まれていないと感じると、モチベーションは一気に下がってしまいます。
ブログを始めたばかりのころは、どれだけ頑張って記事を書いても、アクセス数はほとんど増えません。
アクセスが少ない時期をどう乗り越えるかが、続けられるかどうかの分かれ道になります。
対処法としては、まずは小さなアクセスに対する喜びを見つけることです。
アナリティクスなどアクセス数は最初のころは調べないようにしましょう。
一人でも読んでくれた人がいることに感謝し、その人に向けて書くことで、ブログを読んで救われたということになれば、そのことが大きなアクセスアップにつながってくるからです。
記事を書くのが大変
最初は楽しいと思って書き始めても、続けていくうちに記事を書くのがつらいと感じるようになります。
ネタ探し、構成を考える、文章をまとめるなど、ブログ記事を書く作業は意外と時間と労力が必要です。
この乗り越え方として、完璧を目指さず、小さな記事でもいいから公開する習慣をつけるのです。
最初から完璧な記事を目指す必要はありません。
とにかく絞り出しても良いので、記事を書くことで文章力が上がっていきます。
最初の一年は、文章力をつけるための勉強だと思うことが必要です。
ネタ切れについて
始めた頃は、これも書きたい、あれも書きたいと思って書いていくうちに、しばらくすると何を書けばいいのかわからなくなってきます。
いわゆるネタ切れです。
ネタ切れは、多くの初心者が経験する壁です。
このネタ切れの乗り越え方は、誰かの悩みを解決するという読者のことを考えるという初心に戻ってください。
自分が過去に困ったことや、今興味を持っていることを思い出して、読者のために記事を書くという原点に、ブログを書くネタがあるのです。
ネタ切れについては、他の記事に詳しく書いてありますので、そちらを参考にしてください。
ブログを書く時間が取れない
シニアにとって、老後の時間は多くあるのですが、毎日のようにブログを書こうとすると、なかなかブログを書く時間が取れないということになります。
なぜなら、ブログを書き始めると多くの時間が奪われ、片手間に書くということはできず、パソコンの前に釘付けになる毎日です。
スラスラと書けるまでは、朝から晩までかかって1記事書くのがやっとな日々が続きます。
そのことが大変だからとブログを書くことを諦めてしまうのなら、無理に毎日書かなくてもいいという割り切ることも必要です。
毎日更新しなければいけないというプレッシャーを手放すことで気分が楽になります。
大切なのは、ブログは細く長く続けることが大事で、継続することで少しずつ積み上げていくことができれば良いからです、
収益ブログの意識を持つ
ブログで収益を得るという目的で始めたなら、収益ブログは日常のことを書くという日記ブログと違うということを意識する必要があります。
日記ブログが収益を上げられないということではないのですが、日記ブログで収益を上げるには数多くのアクセスが必要で、収益を第一に考えるならアフィリエイトを目指さなければならないのです。
「今日は◯◯に行きました」「こんなことを思いました」という日記ブログでは、アフィリエイト広告を貼るには難しく、なかなか収益にはつながりません。
多くの初心者が、収益ブログとは何かを理解しないまま書き続けた結果、収益が出ないことで辞めてしまうのです。
収益を目指すなら、収益ブログとしての書き方があるということを理解して始めてください。
すぐに結果を求めない
1か月頑張ったのに稼げないとか、100記事書いたのにアクセスがないと焦る気持ちになります。
しかし、ブログで結果が出るまでには、どうしても時間がかかります。
半年から1年は修行期間と割り切って考え、書き続けることでライティングスキルが上がってくることを目標に頑張りましょう。
最初のうちは結果が出なくて当然です。
そのことは誰でもそうなので、今はブログの土台を作っている時期なんだと考えて、焦らずコツコツ積み上げていくことが大事なことです。
ブログは地味な作業であると認識する
ブログはとても地味な作業です。
パソコンの前に一日中座り続けて記事を書かなければなりません。
何のためにやっているかと落ち込むことがあります。
作業としては、記事を書く以外に、今まで書いてきた記事を分析したり、検索上位に載せるためにリライトしたりすることが必要で地味な作業の繰り返しです。
そこまでしても成果が見えないということで、モチベーションを保つことは簡単ではありません。
その乗り越え方としては、小さな達成感を大切にすることと、自分なりに小さな成長を喜ぶことです。
収益を上げるという目標を忘れずに、地味な作業でも積み重ねたものは、必ずあとで自分の力になり結果がついてくるのです。

ブロガーへの道
困難を乗り越えて、続けていけばようやくブロガーとしてお金を稼げるように必ずなれます。
とにかくブログは書くことを諦めたらそこで終わりです。
ブログで生活できるようになるためには、非常に大変で辛い道のりが待っているのですが、一つ一つ乗り越えて行ったものが勝利を掴むのです。
結論として、ブロガーとして続けるために必要な考え方をまとめてみることにしました。
- 正しいブログの理解を持つ
- ブログは「誰かの役に立つ情報を発信する場所である
- 収益を得るには読者目線で考える - 目標設定を忘れない
- すぐには結果が出ないことは当たり前と考え、まずは半年続けることを目標にする - ネタ切れを防ぐために
- 自分の得意なテーマを決めることで楽しく書くことを考える
- 小さな疑問や体験談も記事にして、完璧を目指さない - 書くことを習慣化する
- 毎日パソコンに向かう必要はないが、常にブログに関わることを忘れない - 成果が出る前にやめない
- ブログはマラソンの持久走と同じで、継続することで結果がついてくる
- 成果が出るまでに誰でも数年かかるのが普通だと知る
これらを守ることで、ブロガーとしての道は開けてくるので、諦めないで継続することが大事なことなのです。