「私だけは大丈夫」が一番危険!巧妙なフィッシング詐欺から身を守る安全対策

最近、メールを開くたびに「これって本物?それとも詐欺?」と疑ってしまうような不審なメールが数多く届きませんか。

実は私自身のところにも、1日に10件以上もの怪しいメールが届くことがありました。

どうやら私のメールアドレスが、どこかの詐欺グループのリストに流れてしまったのだろうと推測しますが、毎日のように詐欺メールが送られてくると、心身ともに疲弊してしまいます。

そこで今回は、私たちが安心して穏やかな日々を過ごすために、巧妙化する詐欺メールからしっかり身を守る方法について考えてみることにします。

フィッシング詐欺メールとは

フィッシングメールとは、魚釣り(フィッシング)のように、偽のメールをエサにして私たちの個人情報を釣り上げようとする詐欺の手口のことです。

自分は絶対に騙されないと思っていても、詐欺グループはあの手この手で名前を変えたりして、私たちにメールを送ってきます。

恥ずかしながら、私自身も過去にあわや大惨事になりかけた経験があります。

ある時、Amazonで本を注文した直後に「ご入金が確認できていません」というメールが届きました。 

「注文に不具合があったのか」とすっかり思い込み、メールのリンクから確認画面へ進んで、あわやクレジットカード番号を再入力しそうになったのです。

しかし、ふと立ち止まって画面の文章を読むと、どことなく日本語の言い回しがおかしいことに気がつきました。

実際の買い物のタイミングとぴったり重なっていたため、あの小さな違和感に気づけなければ、危うくすべての情報を書き込んでしまうところでした。

メールアドレスを変える

間一髪でフィッシング詐欺の被害には遭わずに済んだ私ですが、その後も「荷物が届かないので確認してください」といった、宅配業者を装う怪しいメールなどが多く届くようになりました。

このままでは、メールを開くたびに神経をすり減らしてしまうことから、長年使い続けてきた愛着のあるメールアドレスを思い切って解約し、全く新しいアドレスを作る決断をしました。

その新たな引っ越し先として選んだのが、無料で使えて、なおかつ優秀なAIが詐欺メールを弾いてくれる「Googleのメール(Gmail)」です。

私がなぜGmailを選んだのかや、長年のメールを解約する不安をどうやって乗り越えたのかなど、その具体的なステップについては以下の記事をご覧ください。

もし詐欺メールのリンクを押してしまったら

うっかり怪しいメールを開いてしまっただけであれば、基本的には実害はないことがほとんどです。

彼らの本当の狙いは、メールの中にある偽のリンクに誘導して、お金なり個人情報を盗もうとしているからです。

メールの中のリンク(URL)をクリックしたりすると、本物そっくりに作られた偽物のホームページに誘導されます。

そこで私のようなクレジット番号の情報や、銀行カードのIパスワードを抜き取って悪用しようとします。

さらに、添付ファイルにはウイルスが仕込まれていたりして、パソコンのデータを盗まれたり壊されたりする恐れがあるのです。

したがって、添付ファイルは絶対にクリックしないようにしてください。

画面を開いただけでは大丈夫

偽物のウェブサイト(銀行やAmazon、宅配業者にそっくりな画面)を開いただけなら、情報が盗まれたわけではありません。

  • 対処法としては、そのまま何も入力せず、すぐにブラウザ(インターネットを見ている画面)のタブを閉じてください。
  •  新しいスマートフォンや、使い慣れたパソコンでも、まずは「画面を閉じる」だけで大丈夫です。
  • その後は、そのメールも削除してしまえばそれで安心です。

パスワードやカード情報を入力してしまった場合

もし、偽物の画面だと気づかずに情報を入力して「送信」ボタンを押してしまった場合は、すぐに対応が必要です。

  • クレジットカード情報を入れた場合は、すぐにカード会社の「紛失・盗難窓口」(24時間対応)に電話をかけ、カードの利用停止と再発行をお願いしてください。
  • 銀行の暗証番号などを入れた場合は、取引のある銀行にすぐに電話し、口座の停止やパスワード変更の手続きを相談します。
  • 取引している銀行とネットでログインできる場合は、パスワードの新しいものにすぐに変更して下さい。
  • その後に、銀行に連絡してカードの停止や再発行などの手続きをしてください。

困ったときの相談窓口

ひとりで対処するのが不安な時や、入力してしまったけれど、どうしていいか分からないという時は、決して一人で抱え込まずに、専門の窓口に頼るのが一番安全です。

  • 警察相談専用電話: 「#9110」(局番なし)
  • 消費者ホットライン: 「188」(局番なし)

詐欺の手口は年々巧妙になっているので、詐欺師の罠に対して「うっかり押してしまう」のは誰にでも起こります。

焦らずに、まずは冷静に画面を閉じることと、銀行などにすぐに連絡して対応をするようにして下さい。

安全のためにスマートフォンを守る防犯アプリ「デジポリス」や、ウイルス対策ソフトなどのアプリを入れておくことをお勧めします。