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「高齢者を詐欺被害から守る」迷惑メールとフィッシング詐欺メールについて

最近、メールを開くたびに「これって本物?それとも詐欺?」と疑ってしまうような不審なメールが数多く届きませんか。

実は私自身のところにも、1日に10件以上もの怪しいメールが届くようになり、「どうやら私のメールアドレスが、どこかで詐欺業者のリストに流れてしまっているのだと思っています。

毎日このようなメールを見極めるのは、心身ともに疲れてしまいます。

そこで今回は、私たちが安心して日々を過ごすために、巧妙な詐欺メールからしっかりと身を守ることについてお話ししていこうと思います。

私が騙されそうになった2つの出来事

「自分は絶対に騙されない」と思っていても、詐欺グループはあの手この手で私たちの心の隙を突いてきます。

恥ずかしながら、私自身も過去に痛い目を見たり、あわや大惨事になりかけた経験があります。

偽物の詐欺サイト

 以前、インターネットで釣り道具が安く買えるサイトを見つけ、思い切って高額な釣竿を注文したことがありました。

そのサイトは、本物の釣り道具屋さんのホームページをそっくりそのままコピーしたような精巧な作りで、私はすっかり信じ込んで、メールに書かれている宛先である支払い画面まで進んでしまいました。

しかし、結果的にそれは詐欺サイトだったのです。

お金を振り込んでも、品物は送ってこなく、メールを出しても返事はありませんでした。

後になって冷静にサイトを見直してみると、お店の電話番号がなく住所を調べても全くデタラメでした。

説明文の日本語にやや違和感があったり、振込先が書かれたページの字体が、他のページのものと違っていたりしていました。

しかし、それは、後から考えればということで、その時は、釣竿を買うことばかりに頭がいってしまい騙されてしまったのです。

タイミングを狙いすましたAmazonの偽メール 

これは、たまたま偶然のことなのかもしれないのですが、Amazonに本を注文した後に、Amazonからのメールで、「ご入金が確認できていません」という内容のものでした。

こちらのサイトから確認をお願いしますというメールが届いたことから、てっきり先ほどの注文したものに不具合があったのだと思い込んでしまったのです。

そこで、メールの中の確認という画面に誘導されて、クレジットカード番号などを再度記入してしまいそうになりました。

しかし、以前、釣竿で騙された経験があることから、ふと画面の文章を読むと、どことなく日本語の言い回しがおかしいことに気がついたのです。

この「小さな違和感」のおかげでハッとして、すぐさま画面を閉じたのです。

間一髪のところでカード番号を入力する前に気づいて削除したため、大事には至らなかったと思っています。

実際の買い物のタイミングとぴったり重なっていたために、あの違和感に気づかなければ、危うくすべての情報を書き込んでしまうところでした。

フィッシング詐欺メールとは

そもそも「フィッシングメール」とは、魚釣り(フィッシング)のように、偽のメールをエサにして私たちの個人情報を釣り上げようとする手口のことです。

犯人たちは、今回の私のように、たまたま本物の買い物とタイミングが重なって、うっかり開いてしまう人を見つけ出すために、大量のメールを送りつけているのです。

私のところに1日10件以上届くのも、この「数撃ちゃ当たる」といった作戦のターゲットになっているからです。

メールを開いただけなら、慌てなくて大丈夫

うっかり怪しいメールを開いてしまっただけであれば、基本的には実害はないことがほとんどです。

彼らの本当の狙いは、メールの中にある偽のホームページへ誘導して、支払い画面にアクセスさせたりすることにあるからです。

さらに、悪質な課金サイトに誘導したりする手口で、お金なり個人情報を盗もうとしているのです。

メールを開いた後にやってはいけないこと

メールの中のリンク(URL)をクリックすると、 本物そっくりに作られた偽物のホームページに誘導されて、そこで私のようなクレジット番号の情報や、銀行カードのID番号やパスワードを抜き取って悪用しようとします。

他には、メールと一緒に送られてくる写真ファイルや添付ファイルを開いた場合、そこにはウイルスが仕込まれていて、データを盗まれたり壊されたりする恐れがあります。

添付ファイルは絶対にクリックしないようにしましょう。

添付ファイルを開いた場合、パソコンを乗っ取られてしまうという結果になりますので注意が必要です。

詐欺メールを開いてしまった場合

詐欺メールを開いただけなら実害はないとお伝えしましたが、「うっかり中のリンク(URL)をクリックしてしまった」という時は、誰でも慌ててしまうものです。

しかし、その時一番大切なのは「まずは落ち着くこと」です。

慌てて色々な操作をしてしまうと、かえって相手の思う壺になってしまいます。

「リンクをクリックして、偽の画面が開いた」という段階であれば、まだ十分に引き返すことができます。

そこから先、状況に合わせてどう行動すればよいか、3つのステップに分けて分かりやすくお伝えします。

1. 画面が開いただけの場合(何も入力していない)

これが最も多いケースですが、偽物のウェブサイト(銀行やAmazon、宅配業者にそっくりな画面)を開いただけなら、情報が盗まれたわけではありません。

  • 対処法としては、そのまま何も入力せず、すぐにブラウザ(インターネットを見ている画面)のタブを閉じてください。
  •  新しいスマートフォンや、使い慣れたパソコンでも、まずは「画面を閉じる」だけで大丈夫です。
  • その後は、そのメールも削除してしまえば安心です。

2. パスワードや暗証番号、カード情報を入力してしまった場合

もし、偽物の画面だと気づかずに情報を入力して「送信」ボタンを押してしまった場合は、すぐに対応が必要です。

  • クレジットカード情報を入れた場合は、すぐにカード会社の「紛失・盗難窓口」(24時間対応)に電話をかけ、カードの利用停止と再発行をお願いしてください。
  • 銀行の暗証番号などを入れた場合は、取引のある銀行にすぐに電話し、口座の停止やパスワード変更の手続きを相談します。
  • 取引している銀行とネットでログインできる場合は、パスワードの新しいものにすぐに変更します。
  • その後に、銀行に連絡してカードの停止など再発行などの手配をしてください。

3. 「ウイルスに感染しました!」などの警告画面が出た場合

リンクをクリックした途端に、けたたましい音が鳴ったり、「あなたの端末は危険です!今すぐここへ電話してください」といった警告画面が出ることがあります。

これは「サポート詐欺」と呼ばれる手口で、実際には感染していません。

  • 対処としては、 絶対に画面に表示されている電話番号にはかけないことです。
  • 「セキュリティソフトをダウンロードする」などのボタンも押してはいけません。
  • これも、ただ画面を閉じるか、スマートフォンの電源を一度切って再起動するだけで解決します。

困ったときの相談窓口

ひとりで対処するのが不安な時や、入力してしまったけれど、どうしていいか分からないという時は、決して一人で抱え込まずに、専門の窓口に頼るのが一番安全です。

  • 警察相談専用電話: 「#9110」(局番なし)
  • 消費者ホットライン: 「188」(局番なし)

詐欺の手口は年々巧妙になっているので、詐欺師の罠に対して「うっかり押してしまう」のは決して恥ずかしいことではありません。

焦らずに、まずは冷静に画面を閉じることが何よりの防御になります。

先日の記事で、スマートフォンを守る防犯アプリ「デジポリス」について書きましたが、日頃から防犯意識を持っておくことが、いざという時の落ち着いた行動に繋がります。

正しい知識を身につけて不安を取り除くことは、心に「余白」を生み出し、穏やかな日々を楽しむための第一歩となることから、日頃から気をつけることを心がけるようにしてください。

その後、私がとった行動

間一髪でフィッシング詐欺の被害には遭わずに済んだ私ですが、その後も「荷物が届かないので確認してください」といった、宅配業者を装う怪しいメールが頻繁に届くようになりました。

このままでは、メールを開くたびに神経をすり減らしてしまうことから、長年使い続けてきた愛着のあるメールアドレスを思い切って解約し、全く新しいメールアドレスを作る決断をしました。

その新たな引っ越し先として選んだのが、無料で使えて、なおかつ優秀なAIが詐欺メールを弾いてくれる「Googleのメール(Gmail)」です。

私がなぜGmailを最強の「見張り番」として選んだのかや、長年のメールを解約する不安をどうやって乗り越えたのかなど、その具体的なステップについては、明日以降の記事でじっくりとお話ししようと思います。

今日から3回にわたり、「高齢者を詐欺被害から守る」というテーマで連載をお届けします。

私たちが安心して、心に余白を持ちながらデジタル社会を楽しむための「心構え」や「具体的な防衛術」を、私自身の体験を交えながら分かりやすくお伝えしていきます。

ぜひ、明日からの記事も楽しみにお待ちください。