今日は、シニアのみなさんにぜひ気をつけていただきたい「スマホアプリの落とし穴」について、私の実体験とともにお話ししたいと思います。
スマホで「脳トレパズル」などの無料ゲームを楽しんでいる人も多いのですが、私も先日、面白そうな脳トレアプリを見つけて遊んでいました。
しかし、途中で何度も出てくる広告が煩わしくなり、画面に出た「3日間無料・広告なしでお試し登録」というボタンを何気なく押してしまったのです。
実はこれが、恐ろしい抜け出せない「沼」への入り口でした。
目次
ボタン一つで「会員登録」と「課金の準備」
実は、「3日間無料でお試し」というボタンは、ただ広告を消すためだけのスイッチではありませんでした。
私たちが使っているスマホには、すでにGoogleやAppleのアカウントにメールアドレスや支払い情報が登録されています。
お試し登録のボタンを押した瞬間、その情報がアプリの運営会社に伝わり、「会員登録」が完了してしまうということです。
私はただゲームを始めるつもりで3日間だけならとボタンを押したつもりだったのですが、それは「連絡先を教えてもいい」という同意であり、同時にスマホのシステムを通して『有料の継続契約(サブスクリプション)』の準備が整ってしまうという仕組みになっていたのです。
サブスクとは
サブスクとは、商品そのものを買い取るのではなく、サービスを一定期間『利用する権利』として、毎月決まった額を払うことで、そのサービスを受けることができます。
途中解約したければ、そのことを一ヶ月前に手続きすることで、その後はサービスは受けられない代わりに課金もされないということです。
ただし、自分で解約手続きをしない限り、継続してお金を払い続けるという基本ルールがあります。
以前に契約して使っていないものでも、解約をしないまま放置されていると、いつまでも課金が続くということになってしまいます。
このことは、携帯電話を契約した時に、いろいろなオプションを付けさせられ、最初の月は無料ですからと勧められても、自分にとって必要ないのに思っても、一ヶ月後になって、解約の手続きをしなけれあ課金が始まるのと同じです。
この身近な落とし穴にハマらないためにも、自分が何のサブスクを契約しているのか、しっかり管理して、必要ないものは解約するようにしてください。
その後の案内メール
脳トレアプリで登録完了後に届いたメールは、なんとすべて英語の文面でした。
ゲームの画面はきれいな日本語だったのですが、実は開発しているのは外国の企業の商品だったのです。
最初のメールは、パソコンの翻訳機能を使って確認すると、登録完了の案内が書いてあることが分かりました。
しかし、その後も毎日のように英語で届くメールを、いちいち翻訳して読むのは面倒なことから、中身も確認しないまま放置していました。
サブスクの始まり
3日が経った頃に届いたメールには、このままゲームを続けるかどうかの確認のメールでした。
文面の中に「Cancel(解約する)」という文字は見つけたのですが、私はもう少し使い続けようと思い、文面の中身をよく確認しないまま、英語で書かれていた継続のボタンを押してしまいました。
私としては、使っていて飽きたら、途中で解約すればいいという、ごく軽い気持ちだったのですが、私がしっかり確認しないまま押したボタンは、1年間の契約をするというボタンだったのです。
そこで、間違えてすぐに訂正をしようとしたのですが、英語で書かれたメールでは、どうすればいいかまったく分かりません。
私は自分の確認不足から、これからもこのアプリを1年間は使い続けなけれならなくなったのです。
サブスク契約で気をつけなければならないこと
海外の不親切なアプリでは、こうした無料お試しの後は、自動的に1年契約に切り替わるというものもあります。
だから、英語といえどもよく確認しなければならないのです。
さらに、英語の話せない日本人にとって、「Continue(続ける)」や「OK」といった目立つボタンの下に、小さく「Annual(年額)」「Yearly(毎年)」といった単語が隠されていることがあるのです。
スマホアプリの解約方法
今回の脳トレゲームは、Androidの場合は「Play ストア」か、iPhoneの場合は「App Store」からインストールしたために、アプリではなくスマホの設定画面から解約することができます。
【スマホの設定からサブスクを解約する手順】
Androidの場合のサブスク解約手順
- スマホの「Play ストア」アプリを開く。
- 画面右上の自分のアイコン(写真やイニシャル)を押す。
- メニューから「お支払いと定期購入」を選ぶ。
- 「定期購入」を選ぶ。
- 現在契約しているリストが表示されるので、解約したいサブスクを選び、下の方にスクロールすると「定期購入を解約」ボタンが出てきます。
iPhoneの場合のサブスク解約手順
- ホーム画面から、歯車のマークの「設定」アプリを開く。
- 画面の一番上にある自分の名前(Apple ID)を押す。
- 「サブスクリプション」という項目を選ぶ。
- 現在契約しているリストが表示されるので、解約したいアプリの名前を押す。
- 画面の下のほうにある赤い文字の「サブスクリプションをキャンセルする」を押すと解約できます。
ネットアプリの解約について
ネットサイトでアプリをダウンロードした場合は、スマホアプリの解約のようにはいきません。
日本のアプリでさえ、「退会」や「解約」のボタンは見つけにくいところに隠されるように作られていることが多いものです。
それがすべて英語で書かれているとなれば、多くの人にとって、完全なお手上げ状態になってしまうのも仕方ないことです。
しかし、登録したものは解約しなければ、放置してしまえば、毎月自動的にお金を引き落とされ続けてしまう結果なります。
英語だから分からないではすまされないのです。
救ってくれた「Gemini」
英語の画面を翻訳するだけのアプリでは、「アカウントを管理」「購読のオプション」など直訳された不自然な日本語が並ぶだけで、結局どう操作すればいいのか分かりません。
しかし、Geminiを使えば翻訳するだけでなく、操作の仕方まで指示してくれます。
Geminiの素晴らしいところは、ただ言葉を日本語に直すだけではなく、文脈をしっかり理解して、「解約するには、次にどう操作すればいいのか」という具体的な手順まで指示してくれます。
もし画面の文字が読めなかったり分かりにくかったら、英語の画面をスクリーンショットに撮ってGeminiに読み込ませて、「この画面の中で、解約するにはどこを押せばいい」と聞くことで、画面の位置のボタンまで教えてくれます。
私は、Geminiのナビゲートのおかげで、英語で書かれたアプリをスムーズに解約することができました。
困ったときはGeminiに相談
私にとってGeminiなどの生成AIこそが、私たちシニアのデジタルライフにおいて、必要不可欠のもので一番の強い味方になってくれるものです。
英語だらけの画面で「分からない、面倒くさい」と迷路に迷い込んでしまった時など、一人で悩まずにGeminiに相談してみることです。
以前、iPhoneからGoogle Pixelのスマホに乗り換える時も、Geminiのおかげでスムーズに切り替えることができました。
私にとってGeminiは、安全で心豊かなスマホライフへと導いてくれる賢くて優秀なガイドなのです。
みなさんもデジタル生活でわからないことがあった時は、「AI」という頼れる道具を上手に活用して、心豊かなスマホライフを楽しんでみてください。
何か困ったことがあれば、Geminiなどの生成AIに相談することで、難しい設定などはすぐに解決ることができるからです。