「料金未納です」自動音声から始まる詐欺電話のカラクリと対策

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最近、自宅の固定電話やスマートフォンに「自動音声」を使った不審な電話がかかってくるケースが急増しています。

「自動音声だから本物の企業だろう」と油断してしまう心理を突いた、非常に悪質な詐欺です。

今日は、実際に起きている手口と、詐欺グループがなぜ自動音声を使うのかという「カラクリ」を知ることで、詐欺から身を守る方法をお伝えします。

実際に急増している2つの詐欺手口

現在、全国で多発している代表的な手口には以下のようなものがあります。

1. 電力会社を騙る「自動音声アンケート」

「こちらは〇〇電力です。地域の電気料金に関するアンケートをお願いします」と自動音声で始まり、プッシュボタンの操作を求めてくる手口です。

これらの狙いは個人情報や家族構成、在宅時間を聞き出すための「アポ電(事前確認電話)」の可能性が高いです。

アンケートだからと、ここで答えてしまうと、後日強盗に入られたり、別の詐欺のターゲットにされたりする危険があります。

自動音声だからといって、アンケートに答えないようにして、すぐに電話を切って下さい。

2. NTTファイナンスを騙る「料金の未納のお知らせ」

こちらは「NTTファイナンスです。未納料金があります。オペレーターにお繋ぎする場合は『1』を押してください」という自動音声が流れます。

指示通りにボタンを押すと、人間の詐欺師グループに繋がります。

この電話の狙いとしては、最初に自動音声の電話であることから、てっきり大手企業の電話と勘違いして、詐欺電話でないと信じてしまうことにあります。

そして、 オペレーターに繋がると、「今日中に支払わないと裁判になる」「スマホが使えなくなる」と不安を煽り、お金を指定の口座に振り込むよう要求されたりします。

実際の自動音声の詐欺電話

(奈良県警の公式チャンネルより)

なぜ詐欺グループは「自動音声」を使うのか

詐欺グループがわざわざ自動音声システムを導入するのには、明確な理由があります。

最初に、詐欺師などの人間からかかってくるよりも、自動音声の方が企業や役所っぽさを演出して信用させることができるためです。

いきなり知らない人間から電話がかかってくると、詐欺ではないかと疑ってしまうことから、機械的な音声から始まる方が「大企業からの公式な連絡かも」と錯覚しやすくなるからです。

さらに 詐欺グループは、名簿業者などから入手した何万件もの電話番号に一斉に自動音声をかけることができ、アナウンスの指示に従ってボタンを押した人だけが人間に繋がるという、詐欺師側も効率よくターゲットを絞り込んでいくことができるのです。

詐欺に遭わないための3つの対策

このようなシステムを理解していれば、対処法はシンプルです。

1、自動音声でお金や個人情報の話が出たら、すぐに電話を切る。

本物の電力会社や通信会社が、自動音声で突然アンケートをしてきたり、未納料金を請求してきたりすることはないからです。

不審な自動音声が聞こえたら、絶対にボタンを押さず、何も喋らずに電話を切ってください。

2、番号を自分で調べてかけ直す。

もし「本当に未納があるかも…」と不安になった場合は、電話の指示には従わず、請求書や公式ホームページに記載されている、本物の問い合わせ窓口に自分で電話をかけて確認をするようにして下さい。

奈良県警が流している詐欺師の音声通話にしても、こちらが電話を掛け直すといった途端、相手が電話を切ってきました。

3、常時留守番電話設定にする

詐欺師は自分の声が録音されることを嫌います。

在宅中であっても常に留守番電話設定にしておきましょう。

最近の電話機は、最初に詐欺電話対応のアナウンスとして通話を録音しているということを告知してから、電話が繋がるシステムになっています。

情報を共有して暮らしを守ろう

今日は自動音声を使った詐欺の手口をご紹介しました。

詐欺の手口を知ることは、あなた自身の安全を守ることに他なりません。

詐欺師たちは、常に私たちの「知らないこと」や「不安な心理」を突いてきます。

だからこそ、当ブログでは様々な詐欺の手口を解き明かし、皆さまに発信し続けています。

情報を共有することは、暮らしを守るための強力な防御になります。

「自分は騙されない」という油断が一番危険で、今回ご紹介した自動音声の手口はもちろん、当ブログで発信している情報を、ぜひご家族やご友人の間でも話題に出して共有してください。

正しい知識を広めることが、詐欺の被害を未然に防ぐ第一歩となるからです。

不審な電話や、詐欺に遭いそうになったら、国民生活センター「188」か、警察相談専用電話「#9110」のお掛けください。

そして、携帯電話にはデジポリスを入れることをおすすめします。

デジポリスについては、「【詐欺電話対策】スマホを守る強い味方!警視庁アプリ「デジポリス」のすすめ」 といった記事に書いてありますので、ぜひお読みください。

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