今までの生活において、男の一人暮らしの私は、外食やお弁当で済ませることも多かったのですが、新しく買い替えたスマホ(Pixel)をキッチンに持ち込むことで、最近は少しずつ「男の節約料理」に挑戦しています。
スマホの中のAIに聞くことで、キッチンの相棒として、AIのGeminiにレシピなどを聞きながら料理をするのがすっかり日課になってきたのです。
美味しいご飯を食べてみたい
自炊の第一歩といえば、やはり「ご飯」です。
これまでは「一人暮らし用に1合だけ炊くご飯なんて、まあこんなものだろう」と半ば諦めながら食べていました。
でも心のどこかで、旅館や食堂で出されるような、あのふっくらとして美味しいご飯を家でも味わってみたいという思いがあったのです。
とはいえ、あんなに美味しいのは「大きな釜で、たくさんの量を一度に炊くからだ」と思い込んでいました。
炊飯器まかせだった、これまでの炊き方
最近は、美味しく炊ける高級な炊飯器もたくさん出ています。
しかし、それらも本当に実力を発揮するのは2合、3合と炊いたときであって、1合用の小さな炊飯器では限界があるのだろうと思っていたのです。
だから、半分、諦めの気持ちではあったのですが、Geminiに「美味しいお米の炊き方」について聞いてみることにしました。
今までの私にとってご飯を炊く作業は、お米をサッと洗って、炊飯器の目盛りにピタッと水を合わせ、スイッチを入れるだけで誰でも失敗なく炊けるといったものでした。
ところが、AIの答えは思いもよらないものだったのです。
美味しいお米を炊く5つのステップ
1. お米は「正確に」計る 計量カップでお米をすくったら、必ずお箸や指ですり切りにして、正確な量を計ります。
ここがずれると、水加減も変わってしまうからです。
2. 最初の水は「10秒以内」に捨てる必要がある。
お米は最初の水を一番よく吸収するからで、お米の表面についたヌカの匂いを吸い込ませないよう、さっと洗ってから水を捨ててください。
水は冷たい水を使うことがポイントです、夏場なら氷を1つ入れるのがおすすめです。
3. 力任せに研がず、優しく洗うようにします。
今の精米技術はとても高いので、昔のようにゴシゴシと力を入れて洗う必要はありません。
指を立てて、ソフトボールを握るような手つきで、シャカシャカと円を描くように優しく20回ほど洗います。
これを2〜3回繰り返すだけで十分で、水が少し白く濁っていても問題ありません。
4. 一番のポイントとしては、しっかり「浸水」させることが大事です。
お米の芯までたっぷり水を吸わせることで、ふっくらと甘みのあるご飯になるからです。
洗ったお米は水に浸したまま冷蔵庫に6時間ぐらい入れて置いてから炊くと、より美味しく仕上がります。
5. 炊き上がったら、しゃもじを十字に入れ、底の方からご飯をひっくり返すように優しくほぐします。
余分な水分(蒸気)を逃がすことで、お米一粒一粒が立ち、ベチャッとするのを防ぐことができるからです。
驚くほど美味しいご飯ができた
ゆっくりとした時間をかけご飯を炊いてみると、炊飯器の中で立ち上る湯気の向こうに、これまで見たことのないようなツヤツヤのお米が光っていました。
しゃもじを入れると、1合という少ない量にもかかわらず、一粒一粒がふっくらと立っているのがわかります。
一口食べてみると、お米本来の深い甘みが口いっぱいに広がりました。
今まで食べていたご飯は何だったのかと思うほどの感動です。
効率やスピードばかりが求められる今の時代に、ひと手間をかけることが、毎日の当たり前の食事を、こんなにも豊かなものに変えてくれるのだと気づかされ他のです。
ただ空腹を満たすための食事から、自分のために時間をかけて美味しく味わう食事は、私にとっては日々の暮らしが少し色鮮やかになる大きな出来事でした。
もし、一人分だから適当でいいやと思っている方がいらっしゃったら、明日のご飯はぜひ「冷水で6時間」を試してみてください。
炊飯器を開けた瞬間のあの驚きが分かるはずです。
今日は、炊きたてのご飯に鰹節を乗せてから醤油をサッとかけて、卵黄だけをポンと落とした「究極のおかか卵かけご飯」にしてみました。
美味しいご飯が炊けると、おかずもほんの少しの工夫で十分なごちそうになります。