ショート動画を作っていて、どのようなものが視聴者に受けるのかが分かってくるようになりました。
私は、すべてをsora2の生成AIによって、60秒以内の動画を作っています。
どうすれば、視聴者に見てもらうことができて、視聴回数を伸ばすことができるかを考えることで改善して作っていきます。
自分が気に入ったものを作ればいいということではなく、緻密なデーターの上で考えながら作らなければ副業にすることはできないからです。
いろいろ作っているうちに、おばあちゃんの奇想天外な行動を見せることで視聴回数を増やしていったのですが、最近のsora2の仕様変更により、これらのことができなくなってしまったのです。
つまり、仮想現実な世界であっても80代のおばあちゃんは、若者のような行動はできないだろうということで変更になったのです。
このことは、「sora2が進化してショート動画を作るのに厳しくなった理由」という記事に書かれていますので読んでみてください。
目次
テーマ変更をしなければならなかった
そこで、「がんばるシニア」のショート動画のチャンネルの中でも、大阪のおばちゃんがストリートダンスをするというものが人気があったことから、これをメインに作ろうとなったわけです。
しかし、最初におばちゃんたちが踊るということを、3、4本出したところで、また同じパターンかと思われてしまい、見慣れてしまったことでアクセス数が伸びなくなってしまいました。
背景の観光地を変えたところで、マンネリということで新鮮味が薄れていたからかもしれません。
次に考えたのが、その大阪の3人組のおばちゃんが、ストリートパフォーマンスをしてから、観光地の食べ歩きや工芸品などの紹介をするというストーリーを作ることにしました。
ストーリー性を持つことで、パターンは同じでも、内容に変化を持たせて飽きられないようにしたのです。
これは、「水戸黄門」とか、「男はつらいよ」のパターンと同じで、マンネリでも中身が違えば、安心感で見てしまうというのと同じということです。
YouTubeはシリーズ化を喜びます
YouTubeは、同じテーマの動画が続いていくことを好みます。
理由は、視聴者が安心して見られるからです。
そして、そのテーマを気に入ってくれる人にすすめられやすいからです。
猫の動画が好きな人は、猫の動画だけを見たいものです。
そこに急に、犬の動画が流れると視聴者は違和感を覚えてしまいます。
Googleもそれを理解しているため、好みのズレが起きるとおすすめに載せられないことから、なるべく同じチャンネル内は一貫性のあるものがいいのです。
もし、猫の動画も犬の動画も作りたいなら、チャンネルを分ける方が賢明です。
ショートどうがはフィードに載るかどうかがすべて
ショート動画は、フィードに載らなければ誰にも見てもらえません。
フィードとは、Googleがおすすめとして紹介してくれるのです。
だからこそ、Googleに認められる動画を作ることがとても大切 なのです。
そこで大事なのは、Googleのアルコリズムに評価してもらうことです。
アルゴリズムとは
アルゴリズムとは、Googleがこの動画をおすすめに載せるかを決めるためのパソコン上の計算式のことです。
難しい仕組みですが、覚えておきたいポイントは一つ。
視聴者が好むものを見つけてGooglegは流し続けるということです。
このことは、動画で稼ぐなら、Googleに好かれる動画を作らなければならないという意味になります。
その他の大事な数値
動画におけるエンゲージメントというのも大事な数値で、視聴者がフィードで流れた動画の中で、どのくらいの確率でスワイプしたかどうかを計るものです。
数値が高いとスワイプしないで見てくれたということで、Googleとしても評価が高ければ何度もおすすめに載せてくれます。
さらに、視聴維持率というのも大切な数値で、動画のどこまで見たかという判定になります。
見たけれど途中でやめてしまったというようなものは、見ていても面白くなかったという評価になるからです。
このように、Googleはデーターの数値から、視聴者にとって気に入られる動画かどうかを判断して、良し悪しを決めていくのです。
作り続けることで見えてきたもの
ショート動画を作る中で、私は少しずつこのようなコツというものをつかめるようになってきました。
ここまで、ショート動画を作り始めて1ヶ月経とうとしています。
色々と試行錯誤の上で気がついたことは、諦めずに作り続けることでいろいろなことがわかってくるということです。
やってみたものの、視聴回数が伸びないので途中で諦めて辞めてしまう人がほとんどです。
やめてしまえば、せっかく今まで作り続けてきたこともゼロに戻ってしまいます。
それよりも、どうして視聴回数が伸びなかったのかを考えて改善しながら作り上げていくことです。
継続することで分かったこと
ショート動画作りは、毎回が実験の連続ということです。
数字が伸びなかったことは何に原因があるかということを学ぶことが大切だからです。
そしてそれを改善しながら作り続けることで、大きなチャンスを掴むことができるのです。
諦めないでやり続けることの積み重ねが、必ずGoogleが求めているものにたどり着くことができるということになります。
ここまで読んできて
ここまで読んできて、自分はGoogleのために動画を作ろうとしているのではないと思う人がいるかもしれません。
それはそれで、自分の趣味として作ればいいのですが、ショート動画で収益を得ようとするなら、Googleに気に入られるような動画を提供しなければならないのです。
今回、私は「おばちゃん三人旅(鹿児島編)」という動画を投稿しました。
Googleのアルコリズムと同様に、視聴者がどこで離れ、どこまで見続けてくれるかを確認しました。
初速は350回止まりでした。
初速とは最初の1時間の視聴回数です。
Googleも最初にアップした動画はフィードで紹介してくれます。
それは、実験みたいなもので、Googleとしてもそこでデーターを取るためです。
ここで伸びないのは、それで終わりということではなく、数ヶ月続けていくと急に爆上がりする時があるということです。
それは、同じテーマのショート動画を作り続けたことで、本格的にフィードに載せようとしてくれたからです。
この動画データーが教えてくれたこと
それぞれの動画には、エンゲージメントといって、スワイプ率を見るところがあります。
今回の宮古島編のデータを見ると、スワイプ率が80%。
つまり、見てくれた人は、わずか20%でほとんどの人はスワイプして見てくれなかったという事です。
これは、最初の1秒が弱いからで、ここでインパクトがある動画だとスワイプしないでみてくれるということになります。
視聴者をつかむには、最初の1秒が命
ショート動画は、フィードのおすすめに流れてきた動画を瞬間に見るかどうかを判断します。
スワイプされないで60%の視聴者をつかめれば合格で、80%なら理想的な数値ということになります。
私の動画は20%しかつかめなかったということで、最初の1秒に改善する必要があるということがわかりました。
このようにデータに振り回されることはないのですが、データは船でいう方向性の羅針盤みたいなものと思ってください。
羅針盤によって、目的である視聴者が見てくれる動画を作ることができるのです。
高評価の数
その他に、この動画には高評価のボタンを押してくれた人が何人かいました。
これも、アルコリズムの評価になるということで、いいねボタンを押してくれた人は最後まで見てくれて、動画の良し悪しを評価してくれた人です。
したがって、動画全体が悪いのではなく、最初のつかみを改善することが課題ということになるのです。
そして、そのことを次の動画に生かして作り続けるための参考にして、収益動画を作るということです。
動画づくりは、続けるほど面白くなる
振り返って思うのは、失敗も含めてやり続けることが収益に結びつくことであって、すべてが学びだということです。
数字が止まっても腐るのではなく、その理由を改善すれば次につながります。
そして、自分だけのパターンを少しずつ育てていくことで、新たな展開が生まれてくるはずです。
これからも楽しみながら、ショート動画を作ることは、やりがいにもなってきます。