絵本を書くことにおけるAIとの心地よい付き合い方

「AIには興味があるけれど、なんだか難しそうで手が出ない」

同世代の方と話ししていると、そんな声をよく聞きます。

数年前にChatGPTが登場し、日本でも大きなニュースになりました。

「膨大なデータを持つAIと会話ができる」と聞いて、私も最初から強い興味を持ち、ごく自然に使い始めました。

実際に触れてみると、AIは決して難しい機械などではなく、こちらの問いかけに対して、答えを返してくれるという、とても便利な道具という認識です。

話がわかる「頼れる相棒」

私にとってAIは、専門的な難しいものというよりも、話ができる便利な友達のような存在でした。

たとえば、新しくパソコンを買い替えたときの面倒な初期設定などにしても、わからないことがあれば、AIに聞くことで手順などを一つひとつ丁寧に教えてくれます。

今ではスマホにAIアプリを入れて、日常のちょっとした疑問があれば、すぐに取り出して相談しています。

生活の中で困ったときなど、つでも話しかけられる相談相手として、老後の人生が大きく変わることができました。

私のAI活用法は「壁打ち相手」

AIとは毎日とても近い距離で付き合っています。

朝起きてスマホのスイッチを入れると、今日のニュースで気になった「一期一会」という言葉について調べてもらいます。

そしてこの言葉を、モフ子の絵本で作れないかということを話し合います。

壁打ちについて

たとえば、「ウサギのモフ子が冒険の旅に出るなどという、頭の中にあるぼんやりとした思いつきを、そのままAIに投げます。

するとAIは、「こんなトラブルが起きる展開はどうですか」などと言ってきます

その時、モフ子はこんな風に感じるかもしれませんと、すぐにボールを打ち返してくれます。

私はChatGPTiをメインに使うのですが、GeminiやCloudなどいくつかのAIの特色を活かして使い分けて使うこともできます。

ひとつの作品を作るためには、何度も話し合うことで、物語の内容を煮詰めていきます。

制作会議を開いているように、「言葉のキャッチボール」を繰り返すうちに、自分一人では思いつかなかったアイデアが出てきて、物語の輪郭がくっきりと見えてきたりするのです。

最終的には、「この展開にしよう」と決断するのは私自身ですが、人間のスタッフ同士なら、何度も同じことを聞けば嫌がられてしまうことでも、文句ひとつ言わずに付き合ってくれます。

私の良きアシスタント

75歳になった私が今、こうして充実した創作活動を楽しめているのは、間違いなくAIのおかげだと思っています。

だから、よくわからないからと怖がって使わないのではなく、使ってみることで、AIの素晴らしさがわかってきます。

AIは色々と質問することで、自分が使いやすいAIに育て上げていくことができます。

私自身、最初から上手に使いこなせたわけではないのですが、何度も使っていくうちに、「こう聞けば、もっと良いアイデアをくれるんだな」と質問のコツがわかってきたりします。

こちらが使い方がわかってくるのと同時に、AIも一緒にこちらのことを理解して一緒に成長していくような感覚があります。

私にとってのAIは、良きアシスタントとして、いろいろなことを相談したり教えてもらったりしています。

100%の完璧を求めるのではなく、「わからないことがあれば何でも気軽に聞ける便利な道具」として使い続けることが、AIと長く楽しく付き合っていく秘訣だと思っています。

大げさに聞こえるかもしれませんが、AIは私の老後の人生において、なくてはならない存在になっています。