何もできない一人暮らしの男の手料理「豚肉ともやしのさっぱり料理」

定年を迎え、これからは自分の体調管理も兼ねて「男の手料理」に挑戦してみようと思い立ちました。

一人暮らしの気楽な食卓。

せっかくならブログの新しいシリーズとして、私の等身大の料理記録を残しておこうと思います。

ただ、私は料理というのが本当に苦手で、今までは外食であったりコンビニの弁当で済ませてしまうというズボラな人間です。

そこで、年金生活をするにあたって節約を考えなければならないことから、簡単レシピでお金がかからない料理を考えてみることにしました。

私の料理の先生

これまで、まったくと言っていいほど料理をしてきませんでした。

一人暮らしになって台所に立つようになっても、スーパーで買ってきたお惣菜をお皿に並べるだけ。

たまに魚を焼いたり肉を炒めたりはしますが、はたしてそれを「料理」と呼んでいいものか悩むところです。

そこで頼ったのが、いつも手元にあるスマートフォンでした。

愛用のPixel 10を使って、日頃から調べ物や色々な相談に乗ってもらっているAIの「Gemini」に、私の料理の先生になってもらえないかと相談してみることにしたのです。

先生に出した私の希望条件は、以下の通りです。

  • 料理経験がほぼない
  • 包丁も上手に使えない
  • 健康のための食事療法として、塩分控えめの簡単なもの
  • 私にできる一番簡単な節約料理

こんな無茶な相談をしたら「そんなこともできないの?」と呆れられるかと思いきや、Geminiは「それなら、たっぷりのお湯で茹でるだけの『豚肉ともやしのさっぱり料理』はいかがですか」と提案してきました。

『豚肉ともやしのさっぱり料理』

今回の男の節約手料理は「豚肉ともやしを茹でただけ」ということで、 味付けは減塩ポン酢をサッとかけるだけというものに決まりました。

包丁もまな板も使わず、スーパーで賢く買い物をしてあとはお鍋とザルがあれば完結します。

【材料(1人分)】

  • 豚肉(カット済み): 適量(最初から一口大に切ってある炒め物用などが便利です)
  • もやし: 1/2袋
  • 減塩ポン酢: 大さじ1
  • ごま油: ひとたらし

【作り方(3ステップ)】

  1. もやしを茹でる: 普通の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、もやしを入れて1〜2分茹でます。ザルにあけて、しっかりとお湯を切ります
  2. 豚肉を茹でる: 鍋にお湯を沸かし直し豚肉を入れます。中までしっかり色が変わるまで3分ほど茹でたら、同じくザルにあけてお湯を切ります。
  3. 和える: お皿に水気を切ったもやしと豚肉を盛り付けます。上から減塩ポン酢をかけ、最後にごま油を軽くたらして完成です。

これが、料理と言えるかどうかといえば、もっと手の込んだ料理ができる人においては、笑われてしまうかもしれないのですが、私にとっては、このくらいから始めるのがちょうど良いのかもしれません。

暑くなりかけのこの頃の季節において、さっぱりした料理は本当に美味いと感じました。

ごま油の香ばしい風味が効いていて、ポン酢のサッパリしたアクセントが、口に中に爽やかな風を運んでくれます。(ちょっとしたグルメリポート風)

料理はアクセント

食べてまったく物足りなさを感じませんし、豚肉のビタミンで疲労回復にもぴったりということです。

男の節約手料理として作って、気がついたことがあります。

それは、料理はアクセントだということです。

豚肉の冷製しゃぶしゃぶなどという料理において、本当に誰でもできる簡単なものですが、最後にごま油をひとたらしする。

たったそれだけのことが、料理を劇的に美味しくしてくれるのです。

手の込んだ味付けをしなくても、ちょっとした香りのアクセントがあれば十分に満足できる。

この発見は、料理初心者の私にとって大きな自信になりました。

男の手料理といえば、大雑把な味付けで煮たり焼いたり炒めたりということでしたが、この一手間こそが大事なことだったのです。

余白のある料理

今回は火加減も気にせず、洗い物も普通の鍋一つでサッと終わる。

あれこれ詰め込まずにシンプルに料理をするという、一人暮らしの男の手料理としては、私のテーマにぴったり合っている気がします。

あれこれと複雑な調理家電や複数の鍋を使いこなそうとすると、台所も頭の中もいっぱいいっぱいになってしまいます。

切ってある肉を使い、普通の鍋ひとつでサッと茹でてザルにあげるだけ。

洗い物も少なく手順を削ぎ落とすことで、気持ちにゆとりが生まれます。

「立派な料理を作らなければ」「失敗してはいけない」というプレッシャーを手放し、「ただ茹でるだけでいいんだ」と肩の力を抜いてキッチンに立てること。

この完璧を目指さない不完全さこそが、毎日の自炊を嫌にならずに続けていくための最大の秘訣になります。

「何もできない男の手料理」の行き着く先は、ただ手抜きなだけでなく、洗練された余白の料理であったということです。

余白とは、ゆとりであり心が軽くなる生き方です。

だから、肩の力を抜いてあるがままに生きていくという、日々の料理もそんな風にのんびりと楽しんでいきたいものです。