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【シニアが標的】突然の警告音にパニックになるサポート詐欺の実態

パソコンやインターネットは私たちの生活を豊かにしてくれますが、時々ドキッとするようなトラブルに見舞われることがあります。

先日、ネットを見ていたら急にパソコンから「ピーッ!」という、けたたましい警報音が鳴り、女性の声で「このパソコンはウイルスに感染しました。すぐにサポートセンターに電話してください」というアナウンスが流れたのです。

「さらに、この画面を強制終了しようとすると、パソコンが壊れることになります」という警告メッセージが流れはじめました。

驚いてサイトを閉じようとしても、画面がロックされていて全く消すことができないのです。

このようなことが突然起こったら、あなたはどうしますか。

高齢者を狙うサポート詐欺

高齢者を狙うサポート詐欺とは、パソコン操作への不安に巧妙につけ込み、突然の「ウイルス感染」という嘘の警告で慌てさせて電話をかけさせ、金銭を騙し取るという極めて悪質な詐欺のことです。

突然のけたたましい警告音や偽の画面で私たちの不安を煽り、冷静な判断力を奪ってから電話へ誘導し、大切な財産を搾取するサポート詐欺は、決して許してはならない卑劣な犯罪です。

「自分は騙されない」と思っていても、突然、鳴り響く警告音でパニックに陥らせ、言葉巧みに電話口へ誘導してお金を奪うのですが、この被害がパソコンの操作に慣れていないシニアにおいて多く引っかかっているのです。

絶対に電話をかけてはいけません

国民生活センターに寄せられた、被害にあった高齢者の中には、誘導されるまま操作を行っていたところ、遠隔操作で200万円を振りこまされたという人がいます。

警告音と画面に驚き、表示された「マイクロソフト社」と名乗る番号に電話をすると、相手の言われるままに、パソコンを操作していたら、相手にパソコンを遠隔操作されるソフトを入れられ、ネットバンキングの口座やパスワードが相手に知られることになり、その後に不正に約200万円が第三者へ送金されてしまったということです。

落ち着いて心を沈める

もし、パソコンの操作中に、警報がなって警告アナウンスが流れても、とにかく落ち着くことが第一です。

画面右上の×点ボタンを押しても消えないことから慌ててしまいますが、まず最初に行うことは、パソコンの音量ボタンを下げて警報音を静かにさせます。

その後は、落ち着いてインターネットの画面を強制終了させることをしましょう。

強制終了の方法

強制終了をするとパソコンのプログラムが壊れますというアナウンスが流れますが、そのようなことはありません。

落ち着いて、Windowsの強制終了をするのですが、その方法は、キーボードの「Ctrl」「Alt」「Delete」の3つのキーを同時に押します。

Mac(Apple)の場合は、「Command(コマンド ⌘)」+「Option(オプション ⌥)」+「Esc(エスケープ)」を同時に押して強制終了して下さい。

その方法でどうしても操作できない時は、パソコンの電源ボタンを長押しして強制的に電源を切ることでも大丈夫です。

強制終了させた後に、パソコンを再起動させると、今まで警報が鳴っていた偽の画面は消えてなくなります。

詐欺師の思う壺にならないための「3つの鉄則」

「自分は大丈夫」と思っていても、突然の警告音とアナウンスが流れると誰しもパニック状態になるものです。

しかし、慌てないでゆっくりと強制終了すれば、跡形もなく消えるので安心して下さい。

詐欺師たちの狙いは、被害者の冷静さをなくして、画面の電話番号にかけるように誘導して、高額なサポート代金を搾取するか、遠隔操作ソフトをダウンロードさせてネットバンキングなどの口座からお金を抜き取ろうとするのです。

このようなトラブルから身を守り、ストレスのない暮らしをするためにも、日頃から以下の対応を心がけておきましょう。

ポイント

1、ウイルスが感染したというメッセージが出ても画面に出ている番号に絶対に電話をかけない。

本物のマイクロソフト社などが、画面に警告を出して電話をかけさせることは絶対にないからです。

2、落ち着いて画面を閉じる。

慌てるとしっかりした動作ができないことから、ゆっくりと落ち着いて再起動をしましょう。

3、困ったら周りの人や「188」に電話をかけて聞く

国民生活センターや日本マイクロソフト株式会社(本物のメーカーサイト)に連絡して対応を聞くこともできます。

https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/01/29/210129-information/

スマホがあれば、GeminiなどのAIに聞くことで対応することもできます。

「こんな警告が出たけどどうすればいい」とGeminiに聞くと、「それは詐欺サイトなので慌てずに次の対応をして下さい」と、冷静な対処方法を教えてくれます。

私が実際に遭遇した罠

実は私自身も、過去に二度ほど「サポート詐欺」の偽警告画面に遭遇したことがあります。

突然けたたましい警告音が鳴り響き、最初は本当に慌ててしまいました。

しかし、そこで深呼吸をして、落ち着いて画面を強制終了することで、なんの被害にも遭わずにすみました。

その他にも、インターネットからフリーソフトをダウンロードした際、気付かないうちに別の悪質なプログラムまで一緒にインストールしてしまったということがあります。

パソコンを立ち上げるたびに謎の中国語のメッセージが最初に流れるようになったことから、慌ててそのソフトを削除したのですが、一向に訳のわからない中国語の画面が出てきてしまいます。

調べてみると、これは「アドウェア」と呼ばれる迷惑プログラムの仕業で、パソコン内の他のソフトのプログラムの中に寄生して潜り込み、強制的に怪しい広告を何度も表示させるのです。

最終的には、パソコンに詳しい人に頼んで、入り込んだプログラムを削除してもらって、その後は広告が出なくなりました。

この恐ろしい経験をして以来、私はセキュリティソフトを必ずパソコンに入れるようにして、何かあればすぐにチェックするようにしています。

このように、画面の向こう側には、虎視眈々と私たちのパソコンに向けてサイバー攻撃を仕掛けている人たちが大勢いて、あの手この手でお金を盗み取ろうと狙っているのです。

「自分は大丈夫」と決して油断せず、常日頃からセキュリティ対策の備えをしておくことで、もし異常が起きても絶対に慌てず、冷静に対処することができるようになります。

「備えあれば憂いなしと」という諺のように、事前に準備しておけば、いざという時に慌てることがないということがいえると思っています。