脳トレを始めたいけれど、難しいルールは覚えられないといった高齢者がいます。
そのような方におすすめしたいのが、「数独(すうどく)」です。

「ナンプレ(ナンバープレース)」とも呼ばれ、世界中で愛されているパズルゲームです。
使うのは、1から9までの数字だけ。
シンプルなのに奥が深く、気づけば夢中になってしまう遊びですので、遊びながら、脳の活性化を図ることができます。
今回は、シニアの脳トレとして「最強」と言われている数独についての始め方をご紹介します。
数独(ナンプレ)のやり方について
数独は、3×3のブロックで構成された9×9のマスの中に、数字を埋めていくゲームです。
ルールは驚くほどシンプルで、以下の3つを守るだけです。
計算能力はあまり必要ありません。
最初からマスに入っている数字をヒントに、「ここには1が入る」「ここは3か4だな」と、論理的に推理して空白を埋めていくだけです。
なぜ、認知症予防に効果があるのか
数独が単なる暇つぶしのゲームではなく、医学的にも注目されているからです。
理由は、論理的思考を自然と使う点にあります。
1. 推理力と記憶力の同時活用
「この列に5があるから、ここには5は入らない」といった推理を繰り返す時、脳は推察をフル活用します。
この情報を一時的に記憶しながら考えるという作業が、脳の認知回路を強く刺激し、新しい回路を作り出していきます。
2. 注意力と集中力の維持
数字を見落とさないように全体を見渡す注意力と、一つの数字を追いかける集中力が必要とされます。
この2つを同時に養うことができるため、脳の考えるという能力など退化スピードを遅らせる効果が期待されているからです。
ゲームとしての「楽しさ」が継続の鍵
脳トレで一番大切なのは続けることですが、数独には続けたくなる魅力があります。
達成感として自己肯定感を高める
悩みながら全てのマスが埋まった瞬間、達成感が生まれます。
この達成感は、生きていくための活力になります。
この小さな成功体験の積み重ねが、脳内に快楽物質というドーパミンを出し、意欲や自己肯定感を高めることができます。
自分のペースで楽しめる
対戦ゲームのように誰かと競うのではなく、制限時間に追われることもないために、自分のペースで楽しむことができます。
お茶を飲みながら、じっくりと考えを巡らせることができるために、この静かな集中時間は心身のリフレッシュにもつながります。
お金もかからず、すぐに始められる
数独の最大の魅力は、手軽さです。
特別な機械も、高価な道具も必要ありません。
紙とペンさえあれば、自宅のリビングでも、電車での移動中でも、カフェでの待ち時間でも、 いつでもどこでも脳トレとしてのゲームができるからです。
まずは「初級」から始めてみませんか
数独は、やればやるほどコツがわかってきて、面白くなっていくゲームです。
最初は「初級」や「入門」と書かれた簡単な問題から始めてみてください。
解けたその瞬間の喜びが、あなたの脳を若々しく蘇らせてくれます。
余白時間に、数字を使った脳の体操を始めてみませんか。
スマホアプリにも数独はもありますし、100円ショップのダイソーなどの店先には、初心者向けから上級者向けまで、たくさんの数独本が並んでいます。
四泊のある時間に、数独で脳の活性化をはかりましょう。