旅といえば、観光地を巡って予定を詰め込むものでした。
有名観光地や施設をまわり名物を食べ、写真を撮って体験します。
これが、旅という定番でした。
しかし、旅の時間に余白ということを取り入れることで、旅の考え方が変わります。
それは、ガイドブックなどで行き先をこなすというよりも、自分だけの感動を優先して旅をすることなのです。
足し算ではなく引き算の旅
わかりやすく説明すると、一般的な旅行は足し算の旅でした。
あそこも行くこれも見る、いろいろと詰め込んで移動します。
その点、余白のある旅は、引き算から始まります。
「せっかく来たのだから」とかというような考えを捨てて、無理して行かなくてもいいし、疲れたら休むし嫌ならやめればいいというこだわらない旅なのです。
自分の気持ちを優先して、旅先で自由に楽しむということが基本なのが余白のある旅のすすめです。
予定を守るか心に従うか
10時にどこそこ、12時にどこそこでランチと、決めたスケジュールを遂行することが旅の目的ではないはずです。
旅は、いつもと違った環境を楽しむものです。
なんだかこの路地が気になるとか、このカフェの居心地が良くて動きたくないといった、心の動きを優先してなにごとにも縛られないのがいいのです。
余白とは、こだわらない執着しないということであり、旅行の目的は計画を遂行することではありません。
余白の旅は外より内に向く旅
有名な景色を見ると、決まったようにスマホを取り出し写真を撮ります。
心で感じるのではなく、ベストなアングルで撮影することに集中します。
レンズ越しに景色を見て、撮り終わったら「はい、次」と移動します。
もう少し味わいたくても、多少疲れていても、時間が押していれば急がなければなりません。
つまり、旅先で空気を感じるよりも、ミッションをクリアーすることを優先するのが外に向かった旅なのです。
そこにいる時間を味わう旅の醍醐味
その場の匂い、人の話し声、光の移ろい、五感を開く時間が余白のある旅にはあります。
いつもの環境と違ったことを味わい、体感こそ余白のある旅の醍醐味なのです。
あなたは、旅をするならどちらの旅をしてみたいですか。

忙しい日常で閉じてしまった感覚が、少しずつ戻ってくるのが余白のある旅の魅力です。
観光地を巡る旅もいいのですが、たまには余白のある旅を味わってもいいのではないでしょうか。