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アニメ「欲張りな猿の話」の制作裏話 ①

ChatGPTに、欲張りな猿の話のアニメを作るということで、物語の構成を一緒に考えました。

物語は、森で木になっているりんごを見つけた猿は、抱え切れないほど持つのですが、どうしても全てのリンゴを持つことができません。

ここまでの筋書きをChatGPTに考えてもらい、その一コマの画像を作ってもらいます。

プロンプトで指示を出す

この画像を、sora2に読み込ませるのですが、この画像がないと、sora2は実写の猿の動画にしてしまうので、絵本をアニメにするときは、最初に画像を読み込ませることを忘れないようにしてください。

このやり方については、前回の「ChatGPTとsora2でアニメーションを作る」に書いていますので参照にしてください。

そして出来上がったのが、左の動画です。

左の動画は、よく聞いてもらうとわかるのですが、猿のことを「エン」と言っています。

AIは、こちらの思い通りには解釈しないことから、猿は漢字でプロンプトに書くのではなく、難しかったり読みにくい漢字はひらがなかカタカナにします。

今回は、ナレーションを別に作ることにしました。

canvaというアプリには、音声生成というものがあって、指示を出すとAIが文章をナレーションとして読んでくれます。

それを使ってできたのが右の動画です。

次のシーンを作る

欲張りな猿は、リンが抱え切れないので困っているところに、モフ子が近づいてきます。

そしてモフ子はサルに言います。

「すべて独り占めするのではなく、持ちきれないのなら、森の仲間たちに分けてあげればいいのよ」

次のシーンとして、モフ子が猿に説得します。

このようなぷろんぷとをsora2に指示を出すと、出来上がった動画が以上のものです。

しかし、見て少し違和感があることが気がつくと思いますが、全体的な物語の筋書きが変わってしまっているのです。

4KBあって独り占めにしようとした猿だったのですが、リンゴが木の上にあって取りたくても取れないという話になってしまっています。

そこで、再度作り直すのか手を加えて編集で直すのかを考えなければなりません。

続きは、明日にします。