
最近、インスタグラムやYouTubeで流れる、60秒以内のショート動画に人気があります。
その中でも、とくに「赤ちゃんと子犬」の組み合わせの動画は、アップすれば必ず何万回数といったバズる傾向があるのです。
理由としては、かわいらしくて、何度見ても心がほぐれるからです。
見ていると不思議と気持ちが落ち着き、癒やされると言われています。
そこで今回は、その理由を考えることで、ショート動画を作ることの参考になればと考えています。
目次
短い動画は心が休まる
ショート動画は、言葉で説明することはしません。
ただ、ありのままの様子を映すことで、頭で考えずに見ることができるからです。
情報や刺激が多い毎日の中で、「考えないでいい時間」はとても貴重です。
- 難しい言葉はいらない
- 内容を理解しようとしなくていい
- 感情だけで受け取れる
忙しい人でも疲れた人でも、すっと見ていられるからです。
そして何よりも、60秒以内という短さに要因があります。
情報が多い時代だから、短さが受け入れられる

現代はたくさんの情報であふれています。
ニュース、メール、SNS、やることの数々を理解しないといけないことが多いほど、人間の心は少しずつ疲れてしまいます。
だからこそ、考えなくていい映像が歓迎されるのです。
心が疲れているとき、「考えないでいい情報」は、人間にとって、とてもやさしい存在になるからです。
赤ちゃんと子犬は感情の原点を映している

赤ちゃんと子犬のショート動画が人気なのは、見ていて飾らない気持ちでいっれるからです。
うれしいときは笑い、さみしいときは寄り添い、安心すると眠ってしまう。
そこには、かざった言葉や理由はなく、ただ見ていて安心感があり気持ちいいのです。
私たちは、赤ちゃんと子犬の姿を見ることで、忘れてしまった素直な心を思い出すことができます。
純粋な気持ちを素直に受け入れることができることを気づかせてくれるのが、「赤ちゃんと子犬」の映像なのです。
短いから何度も見られる
ショート動画は、一度に全部を理解する必要がありません。
「なんとなくいいね」といった、そのくらいで十分に楽しめます。
映像から深い意味を見つけ出す必要もありません。
そして、短いからこそ、ついもう一度見たくなってしまいます。
お気に入りのシーンを何度でも見てしまうという、その繰り返しが、心の中に余韻として残っていきます。
短さは繰り返しの強さを持っているのです。
だから、ショート動画は現代にはうけるのであって、提供者の側から言えばバズるのです。
繰り返し視聴が親しみを生む
ショート動画は見ていて重たく感じるものではあってはなりません。
「疲れていても見られる」
「スキマ時間にぴったり」
こういったことが、見る人は求めていてことから再生数が伸びるのです。
そして、何度も見るうちに、その映像が忘れられなくなり、繰り返し見てしまうということになります。
だから、ショート動画は、人間の感情に訴えるような、心に染み入るものに人気が出るのです。
見る人の日常に寄り添う動画を作る
流行っている動画には、必ず「理由」があります。
その理由は派手さではなく、相手の心にやさしく触れる力です。
もしあなたがショート動画を作って稼いでみたいなら、みていて難しい理屈などない方がいいのです。
だからといって、映像にテーマがなくて、ただ何かを写しているということということではありません。
「赤ちゃんんと子犬」には、癒しというテーマがしっかり隠されています。
テーマを説明するということではなく、自分が何を伝えたいかというテーマがしっかりあるのです。
ショート動画でバズる映像を作る
ショート動画でバズるには、派手な演出や、むずかしい技術があるわけではないということです。
そこにあるのは、日常の小さなあたたかさであり優しさです。
赤ちゃんが眠るときの安心した表情や犬がそっと寄り添うやわらかな姿は、見ているものの心をなごませます。
それは特別なことではなく、毎日の中にある一コマであって、説明などの理屈はいらない中で、見ているものの心に深く染み入るものです。
余白を残すことが、見る人の心に感動を与える
ショート動画には、説明がいらないといったのは、視聴者に感じてもらう余白を持ってもらうからです。
こちらの映像における結論の解説などする必要はありません。
余白があることで、見る人は自分の気持ちを静かに重ねることで、何かを感じてくれます。
「なんとなく、いいな」
「この感じ、好きだな」
その小さな共鳴こそが、心が動く瞬間です。
「赤ちゃんと子犬」などは、そのような要素にピッタリなテーマだからです。
ショート動画を作ってみませんか
ショート動画を作るのは、そんなにむずかしいものではありません。
なぜなら、60秒以内で表現するからです。
それは一瞬の出来事として30秒以内でも構いません。
トンビが、人間の持っているハンバーガーを一瞬で持ち去るといった15秒ほどの映像が、多くの視聴回数をかせいだものがあります。
見ていておもしろいし、興味が湧くことによって何回も視聴してしまうからです。
従って、映画やドキメンタリーのような、うまく見せようとするようなことをしなくて大丈夫です。
技術はやっていくうちに覚えてくる
ショート動画は、難しい特別な技術や、高価な道具が必要なわけでもありません。
複雑な編集技術がなければできないと思う必要もありません。
日常の出来事を60秒といった映像を撮ることで、ショート動画は完成するのです。
「この瞬間、なんだかいいな」という実感であれば、夕日の暮れゆく情景や、自分の好きな電車の映像でも、あなたの心が揺さぶるものであればそれでいいのです。
動画を作りはじめると、ついうまく作らなければと考えて気負ってしまいます。
そのようなことよりも自分の感性が大事で、その感性に同調してくれる人は必ずいます。
身近な日常を撮ってみる
特別なものを探さなくても大丈夫です。
日常の中の小さなシーンで、あなたが感動したというものであれば、視聴者の心に届くはずです。
畑の中で、電車に手を振る小さな子供のショート動画があります。
それだけなのですが、そのことに電車の運転手の人が気がついて、汽笛を鳴らしてくれます。
それに対して喜ぶ子供を見ると、なんだかこちらまでうれしくなってしまいます。
その他にも、錆びて切れなくなった包丁を一生懸命に研いで、トマトが切れるようになったショート動画があるのですが、これも見ていてこちらまで達成感が湧いてきてしまいます。
何が、視聴者の琴線に触れるかわからないのですが、撮る側の感性がそこにあれば視聴者も同じように感動するのです。
Sora2が動画づくりのハードルを下げてくれた
先ほどの、「赤ちゃんと子犬」の映像ですが、実際には素人では撮ることができません。
そこで、今みんながやっているのが、ChatGPTのSora2 でそれらを製作します。
この方法だと、AIにイメージを言葉で伝えると、映像として形にしてくれるのです。
この出現により私たちは自分で撮影しなくても、ショート動画を作ることができるようになりました。
sora2が代わりに作ってくれる
「犬と3歳児が秋色に染まった公園を散歩している映像を作ってください」
私がこのように、sora2に指示を出したところ次のような動画を作ってくれました。
声や音楽などもsora2が生成したもので、3つの動画を動画編集アプリでつなげて30秒の映像にしたものです。
Sora2は、はじめの一歩を手伝ってくれる
Sora2は、プロンプトという指示の言葉から、思い通りの動画を作ってくれるのです。
自分でカメラを構えたり、編集の知識がなくても大丈夫です。
ショート動画を始めるとき、いちばんつまずきやすいのは最初の一歩です。
でも、Sora2があれば、最初の一歩を手伝ってくれるのです。
ただ、誰もがこれをやることができることで、「赤ちゃんと子犬」の映像はみんなが行うようになって、ショート動画やインスタグラムでは、このような映像がいっぱいあふれています。
誰もがやるようになって流行になってしまうと、そのうち飽きられてくるというのが今までの傾向です。
「赤ちゃんと子犬」ショート動画にぴったりのテーマですが、これからはあまりやらない方がいいでしょう。
それよりも、あなたらしい感性のショート動画を作ってください。
シニアにとって動画づくりは、生きがいにつながる
Sora2と一緒に動画を作ると、不思議とせわしない心が落ち着いてきます。
自分の中にある小さな気持ちを、そっと確認しながら作り上げていくことができるのです。
私は現在、『柴犬太郎の日本観光』というショート動画を、sora2を利用してシリーズ化をして作っています。
sora2のやり方については、このブログで順次、お伝えしていきます。
ショート動画をやりたくてもやる労力がないという人にとって、sora2は強い味方になるはずですので、私と一緒にショート動画を始めてみませんか。
今後、sora2の始め方とYouTubeのショート動画へのアップロードの仕方など、詳しくはこのブログで解説していきますので、引き続き読んでください。