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私が「稼ぐブログ」をやめて見つけた、ブログを本当に書く理由

私がブログを始めたのは、定年退職後にできたぽっかり空いた時間がきっかけでした。

「この時間をどう過ごせばいいのだろう」

そんな戸惑いを、多くのシニアが感じていると思います。

そのような時に、「ブログで収益が得られるらしい…」という情報を耳にして、ブログを始めてみようと考えました。

収益を目的にしたスタート

私がブログを始めたきっかけは、正直に言えば「小遣い稼ぎ」でした。

年金の足しになればいいといった、そんな、よくある動機だったのです。

ところが、現実はそう甘くありませんでした。

・SEO対策
・キーワード選定
・アクセス解析

毎日、こうした数字やデータに追われるようになったのです。

収益化を目指すブログの世界では、自分が伝えたいことよりも、いかに検索され、効率よく読者を集めるかが最優先されます。

気がつけば、誰かに何かを伝えるためではなく、ただ「検索エンジンのご機嫌をとるため」に記事を書く日々になっていきました。

1年続けても、収益はコーヒー1杯分

1年頑張って得た収益は、月にわずかコーヒー1杯分。

現実は厳しいものでした。

しかも、AIが登場したことで、状況はさらに変わりました。

「美味しいカレーの作り方」も「安く旅行に行く方法」も、AIが全て教えてくれます。

お役立ち情報は、AIに聞けば一瞬で完璧な答えが返ってきます。

その結果、個人が書く情報としてのブログは、すっかり存在意義を失ってしまったのです。

AI時代のブログ

これまでブログは、読者が知りたいお役立ち情報を書くことが正解だと教えられてきました。

しかし今や、単なる情報はChatGPTなどの生成AIに聞けば、一瞬で解決してしまいます。

その結果、個人が書く情報ブログは、徐々にその存在価値を失っていきました。

わざわざ検索エンジンを開き、いくつものブログを読み比べて答えを探すというような、そんな時代は終わりを告げたのです。

SEO対策をして情報を提供し、収益を得るというような、これまでのブログの常識と価値観が、根底から覆ってしまったということです。

「私」を書くことにした

そこで私が辿り着いた答えは、私自身のことや考えをありのままに書くことでした。

これまでの収益を目的としたブログでは、筆者の個人的な日記や感情を前面に出すのはタブー(御法度)とされていました。

主役はあくまで「情報」だったからです。

しかし、時代は変わりました。

正確な情報ならAIが一瞬で書ける今となって、これからのブログに求められるのは、AIには絶対に書けない、人間の生々しい体験や気持ちを書くことです。

このAIには書けない人間らしさ独自性を重視する手法は、最近では新しいブログの書き方として「LLMO」とも呼ばれています。

LLMOについては、他の記事に詳しく書いてありますので、そちらを参照にしてください。

ブログの価値は「共感」

AIの出現によって、個人の情報ブログはもう終わりだと言う人がいます。

しかし、個人ブロガーが生き残る道は、単なる情報ではなく、そこに、自分自身の意見や考えを乗せて届けることにあると思うのです。

つまり、個人の感想や意見を、情報と一緒に書くことは、AIには決して書けない人間味あふれる言葉だからです。

不格好な失敗談、泥臭い実体験、そしてその人ならではの視点を書くことで、人間にしか書けない文章こそが、ブログの重要な役割になってきます。

このことは、読者にとっても、A Iの情報と共に誰かの意見を知るという、ブログの価値を引き立たせて共感するということになったのです。

こころが動くブログ

読者はブログを読んで、自分と同じだとか、書き手の考えを知りたいというようなことを求めています。

ブログを読みながら深く共感したり、書き手そのものに関心を持ったりすることに信憑性があるからです。

つまり、これからのブログは「価値ある便利な情報」以上に、書き手自身の「感性」や「人柄」を求められているのです。

読者との小さなつながり

記事を読んで温かいコメントをくださる方や、ブログを通じて生まれる読者との交流は、どれだけ技術が進化してもAIには絶対に作れないものです。

そのような中で、還暦おじさんの衣食住改革のブログにおいて、私のブログを紹介していただく機会がありました。

それは、私が忘れかけていたブログを書く面白さを思い出させてくれたのです。

パソコンに向かって一人で文章を綴る孤独な作業が、見えない誰かと繋がっているといった実感です。

誰かひとりに届けばいい

以前の私は、ブログを書くたびにアクセス数という数字ばかりを気にしていました。

しかし今では、冷たい数字を追うよりも、たったひとりの誰かの心に届けば、それだけで十分な価値があるということを知ったのです。

そう思って書き始めたとき、不思議なことに、毎日ブログを書くのが楽しくてたまらなくなりました。

75歳になった今、私はこのブログを通じて社会と繋がり、そしてまだ見ぬ誰かの心に届いていると思いながら書いています。

読者のみなさんへ

いつも私のブログを訪れてくださる皆さんの多くは、私と同じように日々ブログと向き合っている方たちばかりだと思います。

きっと皆さんも、ご自身のスタイルで、悩みながらも楽しみながら文章を書いていらっしゃることでしょう。

皆さんが生きてきた歴史や、日々の小さな喜び。そんな等身大の言葉こそが、誰かの心に静かに響き、読者を勇気づけているのです。

これからも、それぞれのペースで、一緒にブログを書き続けていきましょう。

老後に訪れた「余白」の時間に、ブログを書く楽しさに出会えたことが、私たちの大きな生き甲斐になっているからです。