老後の生活における節約と貯蓄方法

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老後の長い人生を豊かに生きるためには、金銭的な安心感が不可欠です。

しかし、老後の生活において経済的な不安を感じることは、決して珍しいことではありません。

物価の上昇や医療費の増加といった予測不能な要素は、私たちの財布に常に影響を及ぼしていきます。

そこで重要になってくるのが、老後の生活における「節約」と「貯蓄」です。

ただし、ただ単に「節約しよう」と思っても、実際にはそれがなかなか難しいのが現実です。

そこには、心理的な壁や経済的な行動のパターンが深く関わっているからです。

今回のこの記事では、われわれ高齢者が直面するお金にまつわる考えを踏まえて、楽にお金が貯まる方法を取り入れた節約と貯蓄について考えてみることにします。

ここに書かれてある心理的貯蓄方法を理解した上で、上手に活用して老後の経済的なストレスがないような、豊かな老後を送るための節約方法が参考になれば幸いです。

高齢になると共に、生活の質を維持するために経済的不安である、お金にかかわることが悩みの種となります。

退職後の収入減少、健康維持のための増加する医療費、そして予期せぬ出費や、物価高における固定費の値上げラッシュ。

高齢者にとって避けて通れないお金にまつわる悩みは、年金額のアップはあまり期待できずに、長寿化の進展は喜ばしいことですが、それに伴う老後資金の必要性は、計算以上に膨らむことになってきます。

このような状況の中で、限られた年金額を最大限に活用するためには、老後の生活には節約と貯蓄が極めて重要なことになります。

節約はお金を使わず支出を減らすことではなく、賢くお金を使い、不必要な出費を避けることにあります。

これにより、現在の生活を豊かにしながら、未来のための資金を確保することができれば申し分ない考え方です。

また、貯蓄は老後の安心感を得るための基盤となることから、頑張って貯蓄をしようと考えるのですが、年金だけの収入でお金を貯蓄に回すということは難しい問題です。

そこで、節約と貯蓄について、心理的な面と経済的行動を結びつけることで、実践可能な節約と貯蓄を考えてみることにしました。

行動経済学の中に、損失回避と先延ばしという考えがあります。

そもそも行動経済学というのは、経済の心理学と言われていて、人間の心理を考えた経済学であって、行動経済学を利用すれば貯蓄も簡単にできるということにあります。

行動経済学の中の一つに損失回避という考えがあるのですが、これは、多くの人は得する事よりも、損をしないような行動をとるという考えです。

簡単に言えば、人は100円を失うことの不快感は、100円を得ることの喜びよりも強く感じる傾向があるということで、この心理を利用することで、無駄遣いを防ぐための戦略を立てることができます。

例えば、毎月の生活費に「予算」という枠を設けることをして、予算内で生活するという目標が生まれると、自分が設定した予算を超えて支出をしてしまうと、人間は損をしたと感じてしまうため、無駄な出費を控えようとする心理が働くというのです。

このように、予算を設定し管理することは、自分自身に対する一種の約束であるために、予算を超えないように人間は努力するということです。

したがって、無駄遣いをしないという行動につなげるためにも、最初に、預金額を差し引いて、残りの金額でやり繰りすると決めれば、その範囲内で生活することを心がけるために、無駄な出費を抑えることが可能になるのです。

この年金額でやり繰りできないと考える前に、その少ない年金額から預金額を先に差し引いて生活しようと努力すれば、少ない年金からでも貯蓄はできるということです。

この心理的特性を損失回避の行動と言います。

次に、行動経済学の先延ばしの心理についてですが、先延ばしとは、人間は本来すぐに始めるべきことを、後回しにしてしまうという心理的な傾向を指します。

これは、節約や貯蓄の行動にも大きく関わってきます。

簡単に言うと、「節約しよう」「貯金しよう」と考えていても、実際に行動に移すのを「また今度」と先延ばしにしてしまう状態です。

例えば、毎日の小さな支出を見直して節約することや、毎月一定額を貯金することなど、節約や貯蓄を始めるためには、今すぐにでも始める必要があるのですが、「今日は忙しいから明日にしよう」「今月は特別な出費があったから、貯金は来月から始めよう」と考えることで、節約や貯蓄の開始がいつまでも先延ばしにされてしまうのです。

この先延ばしを防ぐために、強引に最初から貯蓄をしてしまうという考えがあります。

貯蓄は最初から大きく行う必要はなく、小さくコツコツとすぐに始めるという考えが大事です。

その一つの方法として、「つもり貯金」と「繰り上げ貯金」いう方法があります。

年金生活では、毎月の収入が限られているため、多くの方が貯蓄をするのは難しいと感じているかもしれません。

しかし、「つもり貯金」と「繰り上げ貯金」という二つの方法を活用することで、無理なく少しずつでも貯金をしていくことが可能になるのです。

これらの方法は特に、細かい管理や大きな生活の変更を必要とせずに、日常生活の中で自然と貯蓄を増やすことができる点です。

「つもり貯金」は、ある出費を控えたことによって節約した金額を、実際に貯金する方法です。

例えば、外食をする代わりに家で食事をした日や、趣味や娯楽で使う予定だった金額を使わなかった場合、その節約した分を貯金に回します。

余裕ができたら貯金しようと考えるのではなく、コーヒーを飲んだつもりとかと言って、小さな倹約をしながら、その節約した分を貯蓄に回すのです。

この方法は、節約したという実感を持ちながら、その「つもり」の金額を実際に貯金することにあります。

日々の小さな節約が積み重なることで、気がつけば貯金が増えていることに驚かされるでしょう。

一方、「繰り上げ貯金」は、支出の際に支払いを繰り上げて、その差額を貯金する方法です。

例えば、980円の買い物をしたときに1000円払ったとして、その差額の20円を貯金するというものです。

額は少ないのですが、支払う時は980円でも1000円でもそんなに違わないと思うことから、これも毎日積み重なると大きなお金になるのです。

この方法を日常的な小さな支払いに適用することで、無意識のうちに貯蓄を増やすことができるのです。

これらの方法は、大きな貯蓄を一度に行うのではなく、日々の生活の中で少しずつ、無理なく貯金を増やしていくことから、年金の中から貯蓄しなければならないと、大げさに考えることをしなくても無理なく、いつの間にかお金が溜まっていくということになります。

損失回避と先延ばしなどといった行動経済学の視点から、節約と貯蓄の方法について考えてみました。

これらの心理的特性を理解し、自分の生活に上手に取り入れることで、少ないながらも年金の中で節約と貯蓄をすることができるのです。

老後の経済的な安定を実現するための重要な一歩を踏み出すことをすることで、豊かな老後を維持することができます。

損失回避の原則を活かして、前もって差し引いたお金で予算を組むことで、無駄遣いを避ける意識を高めるようにします。

予算を設定し、その範囲内での支出を心がけることは、最初は無理と思っていたこともやってみると達成できるのです。

つまり、人間の心理として、予算を超えるようなお金の使い方に対してブレーキがかかり、本当に必要かどうか考えることをするのです。

したがって、生活が出来る範囲で予算を組み、日々の支出に注意を払うということを忘れないようにすれば、無理なくお金が貯まるという事になります。

さらに、先延ばしという心理に打ち勝ち、節約と貯蓄を今からすぐに始めるという気持ちが重要で、今すぐにでも小さな行動を始めることで、長期的な目標達成への道を切り開くことができるのです。

「つもり貯金」や「切り上げ貯金」といった簡単な小さな方法から始めて、徐々に節約と貯蓄の習慣を身につけることで、少ない年金でもいつの間にか節約生活が身に付いてきます。

特に銀行の積立貯金は、毎月自動的に貯蓄が行われるため、先延ばしの心理に左右されることなく、安定した貯蓄を築くことができます。

小さな節約と貯蓄の積み重ねによって無駄のない生活をすれば、それは節約生活というよりも当たり前の日常の生活になり、無理のない生活のなかで、経済的な安定と豊かさを手に入れることができるのです。

老後の未来を築くために、年金といった限られた金額でも生活することを考えれば、なんとかして老後を生き抜くことができるのです。

だから、あまり神経質に不安がらずに、今を一生懸命に生きるということを心がけるようにしましょう。